17日に行われたデンマークリーグ、ブロンビー対FCコペンハーゲンの一戦で、ホームのブロンビーのファンがピッチにネズミの死骸を投げ入れる事件が起きた。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

ブロンビーとコペンハーゲンといえば、リーグ優勝10回と11回を誇るデンマークの名門。その両チームの直接対決、しかも勝ち点9差の1位と2位の対決とあり、緊張が高まったのは当然だ。

しかし、そのテンションが間違えたほうに進んでしまったようだ。1-0とアウェーのコペンハーゲンがリードしていた終盤の85分、コペンハーゲンの選手がコーナーキックを蹴りに向かうと、ブロンビーサポーターのスタンドからはネズミの死骸が投げ入れられた。




この行為に、15年前のカンプ・ノウでの出来事を思い起こす人も少なくないだろう。元ポルトガル代表のルイス・フィーゴが、バルセロナからレアル・マドリーへの「禁断の移籍」をしたことで、バルセロナサポーターがクラシコの最中にフィーゴに向けて豚の頭を投げつけたあのエピソードだ。

スペインでは23日、舞台こそマドリーの本拠地サンチャゴ・ベルナベウだが、クラシコが開催される。ブロンビーのサポーターは、1週間後に迫る他国の大一番をまねたわけではあるまいが…