【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は7日、国連安全保障理事会が北朝鮮による5日の弾道ミサイル発射を強く非難する報道機関向け声明を発表したことを受け、「中国、ロシアを含む安保理の全理事国が結束して北の挑発に対し、迅速に断固とした糾弾の立場を示したことを評価する」と述べた。

 この当局者は、声明は北朝鮮の度重なる弾道ミサイル発射が国際情勢を「大いに不安定化させる」行為だと懸念を表明し、安保理決議違反を「即座に」中断するよう北朝鮮に「要求」するなど、一段と強い表現でミサイル発射を批判したと説明した。
 北朝鮮は5日朝、東部の咸鏡南道・新浦付近から東海に向けて中距離弾道ミサイル「スカッド」の改良型「スカッドER」とみられるミサイル1発を発射したが、60キロ飛んだ時点で、欠陥により東海に墜落した。
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