劇場版「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」の第1作が、2017年秋に日米で同時期に公開されることがわかった。3月31日から開催された「アニメボストン 2017」でプロデューサー・南雅彦氏によって発表された。

劇場版3部作の「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」は、2017年秋に1作目公開以降、1年に1作品が公開される。日本以外にもアメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ等、全世界で同時期に展開する。

「アニメボストン」で南氏は、劇場版で新たに描かれる「ファースト・サマー・オブ・ラブ」に登場するキャラクターも説明。TVでは少ししか登場しなかったレントンの父親・アドロックが活躍するキャラクターとして描かれるという。また、「ファースト・サマー・オブ・ラブ」には「ハンマーヘッド」という機体が新登場し、TVシリーズでホランドが乗っていた「デビルフィッシュ」はゴールドバージョンも登場する。ニルヴァーシュの新たな設定画も公開された。

「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」はTVアニメと同様に、主人公レントンとヒロイン・エウレカの物語。そのすべては10年前に世界を揺るがせた大事件「ファースト・サマー・オブ・ラブ」に端を発する。劇場版では、TVアニメで何度か言及されながらも、正面からは描かれなかった「ファースト・サマー・オブ・ラブ」を映像化。また、すべてのセリフを再構築し、新作映像と再撮影された新たな映像で構成。誰も知らない新たな結末に向かって進んでいくストーリーとなる。オリジナルスタッフである総監督・京田知己、脚本・佐藤大、キャラクターデザイン・吉田健一が再集結し、シリーズを再起動させる。

【ストーリー】10年前、世界を揺るがせた大事件「ファースト・サマー・オブ・ラブ」が起こった。そこで父アドロックを失った息子のレントンは今、辺境の街ベルフォレストで塔州連合軍軍学校に通っていた。英雄と讃えられる亡き父。なにもない単調な毎日。レントンにとって自分の身の回りにあるすべてが息苦しかった。そんなレントンの前に、世界最古のLFOニルヴァ-シュが突如姿を現す。そのコクピットから姿を現したのはエウレカだった。レントンとエウレカの、必然と偶然の間で揺れる出会い。それこそが人類と異種知性体スカブコーラルの未来の始まりだった。レントンとエウレカの旅路は、果たしてどこに行き着くのか!※LFO(Light Finding Operation)作中で使われる民間用の人型機械

<ニルヴァーシュ>

<ティザービジュアル>

<特報映像 場面カット>

(C) 2017 BONES/Project EUREKA MOVIE