先月に発表された第40回日本アカデミー賞で新人俳優賞に輝いた俳優・真剣佑(20)。ロサンゼルス生まれで英語がペラペラ、顔はもちろん超イケメンというハイスペックさで、いままさに飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せる彼を紹介したい。
まず、一目ではわかりにくい“真剣佑”という名の読み方は「まっけんゆう」。たびたび間違えられる「まっけん・ゆう」ではなく、一息で「まっけんゆう」だ。ちなみに英語表記は「MACKENYU」とのこと。
そんな真剣佑の父は日本を代表する俳優の一人である千葉真一。そう言われてみると、若かりし頃の父の面影があるようにも見える。真剣佑は語学のほかアクション全般に、空手、レスリング、体操、殺陣を得意としており、父のようなアクションスターとして活躍するポテンシャルも十分。
昨年には、日本アカデミー賞・新人俳優賞につながった映画『ちはやふる -上の句-』『ちはやふる -下の句-』や『にがくてあまい』といった、いま流行りの漫画原作モノ、ドラマ「仰げば尊し」などに出演し、メディアへの露出が増えたことで顔を見かけた人も多かったことだろう。
今年も夏までに映画『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』『ピーチガール』、そして不動の人気を誇る荒木飛呂彦の漫画を三池崇史監督が実写化する『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』などが控える。
さらには、ハリウッド大作『パシフィック・リム』の続編となる『パシフィック・リム:メイルストロム(原題) / Pacific Rim: Maelstrom』(2018年2月23日全米公開)への出演も発表されている真剣佑。期待の若手俳優が数多くいることは確かだが、おさえておいて間違いがない逸材と言える。(山田貴子)
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