プライドのせいか、負け戦をしたくない男子って、すごく多いです。

だから、告白してフラれたわけでもないのに「もう脈ナシだわ」って言って、アプローチをやめちゃう人がたくさんいるわけです。マジで脈ナシならともかく、これが勘違いというか、少なくとも「脈ナシなんて言ってないじゃん!」みたいな状態なのに、勝手に諦められちゃうのはこっちとしても残念ですよね。ということで今回は、たいていの男子が心折れてしまう瞬間についてご紹介しますので、無意識に男子のメンタルをへし折ることがないように、なんとかフォローしてあげましょう。20代男子30人に協力してもらいました。

■1.別日の提案なし

「『来週の土曜日空いてる?』って聞いたのに、『その日はダメだ〜』って言われてそれで終わり。『○日じゃダメ?』みたいな別日の提案がないと、厳しいな〜フラれたな〜って思ってしまう」(公務員/25歳)

もちろん別日提案があったからと言って「脈アリ」とまでは言えないでしょうね。けど、だからって「脈ナシ」とまで言えるんでしょうか? ちょっとくらい消極的な女子なら、これくらいの返事は結構ありますよね。ということで、デート自体は乗り気なら、「別日の提案」だけはしてあげましょう。

■2.かわいすぎる

「気になってる子がかわいすぎる時点で、もはや若干諦めムードだよね」(大学生/22歳)

じゃあなんで好きになった……。高嶺の花でも、好きになったならいくしかない!イイ女とデートできるのは、イイ女にアタックする勇気のある男だけなんだ!

と、なぜか男子に向けて説教してみましたが。まあ、たしかにかわいい女子の場合、男子が諦め半分で来ることもあるでしょうから、男子が頑張りやすくなるようなサポートをしてあげたいですね、LINEや会ったときの態度などで。

■3.元カレがすごい

「その子の元カレが超大手の会社で働いてた人だったりすると、普通に自分じゃ不釣り合いだなって思ってしまう」(営業/23歳)

その子自身よりも、その子の元カレを見て、自分が分相応かどうかを判断する男子は多いんですね。プライドが高いですから、元カレに対するコンプレックスも抱えたくありません。あんまりみんながうらやむような人が元カレだと、周りの男子がアプローチしにくくなりますので、うまく隠したり、元カレをちょっとディスって落としたり、そういった工夫は必要かも。なんにせよ、「元カレ自慢」みたいなのは絶対に避けるべきですね。

■4.会っても進展を感じられない

「デートできても、やっぱりその都度ふたりの関係がきちんと進展してるのが実感できないと、だんだん厳しいかなって心境になってきます」(フリーター/26歳)

正解やルールはないけど、男子によって「3回目のデートでキス」とか、そんな感じのノルマというか、脈アリかどうかの判断基準を設けている男子は多いです。もっと漠然と「デートごとにだんだん打ち解けられているか」みたいな人もたくさんいますけど。「この人は、今回のデートでここまでしたいんだな」って気づいたら、「ちょっと早い気もするけど、まあいいよ」って気持ちで応じてあげるのもアリかもしれませんね。少なくとも、心開いてる感とか、好意はある感を出していくとか。もちろん、したくもないことをする必要はまったくありませんよ!

■おわりに

どうでしたか?女子の方が好きになるペースがゆっくりなことが多いですから、男子の気持ちに追いつけず、最初は気持ちがすれ違うことってあると思うんです。頑張っても気持ちは急に追いつかないけど、そのすれ違いのせいで将来的に間違いなかったはずの「両想い」を逃してしまうことがないように、ちょっとだけお互いが歩み寄れれば、ちゃんと最後まで上手に渡り切れそうです。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)