(台北 25日 中央社)李登輝基金会の王燕軍秘書長はこのほど、インターネット上に憲法改正について市民らが自由に討論をしたり、意見を交わせるプラットホームを立ち上げた。李登輝元総統は25日、自身の会員制交流サイトを更新し、「改革は一刻の猶予もない。今改めるべきだ」と訴えている。

王秘書長は、改憲こそ台湾が求める国の正常化に向けた重要な一歩だと強調。「台湾人民が台湾のあるじとなるため」、「新世代の人々に正常の国家があるため」に、早急な改革が必要だとの認識を示した。

また、プラットホームは若者に憲法に対する考え方を表明してもらいたいとし、シンポジウムなどで結果を公表し、政府に対して参考としての活用を呼びかけるとしている。

(葉素萍/編集:齊藤啓介)