小松菜奈、演技力が評価された手紙に「思い出してしまって、喋れません」と感涙

女優の小松菜奈が17日、都内で行われた、映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の初日舞台あいさつに出席。そこでは、メガホンを取った三木孝浩監督がサプライズで手紙を朗読し、小松が頑張ってきたエピソードが披露された。

そうなると、読み上げられた最初から、小松が号泣。共演者の福士蒼汰がハンカチを差し出すほどだった。

貰った手紙について聞かれると、胸がいっぱい。「思い出してしまって、喋れません」と、更に泣き出した。

▼ 唇を噛み、涙をこらえていた小松菜奈

▼ 涙が止まらず、福士からハンカチを渡されていた

ようやく気持ちが落ち着くと、back numberによる主題歌「ハッピーエンド」も流れていたため「BGMも一緒に流すなんて、ズルい」とコメント。泣かそうとした企みを突っ込んでいた。

また、もう一人の主人公を演じた福士蒼汰も、お礼の手紙を貰って「監督の気持ちを聞ける機会ってそんなにないので、感激が大きい。嬉しく思っています」と述べた。その顔をのぞくと、瞳を涙で貯めていた。

三木監督は「二人だけの映像が続く作品って、なかなか見当たらない。その分、主演を任された二人にはプレッシャーがかかっていました。それを二人が、力を合わせ、見事な結果を出したことを伝えたかった」と手紙にした理由も明らかにしていた。

本作は、七月隆文氏の小説を三木監督が映画化。京都の美大生・南山高寿と秘密めいた女性・福寿愛美の切ないラブストーリー。高寿を福士が、愛美を小松が演じている。

▼ （左から）福士蒼汰、小松菜奈