マツダ新世代商品群の最初のモデルとして2012年2月に誕生したCX-5が、早くもフルモデルチェンジを果たしました。

2016年12月15日に発表された新型CX-5は、SKYACTIVテクノロジーや「魂動-Soul of Motion」デザインコンセプトなど、すべての面で磨き上げたモデルというわけです。

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パワートレインは、2.0リッターガソリン直噴、2.5リッターガソリン直噴、2.2リッターディーゼルターボという3種類で、いずれも6速ATとのコンビネーションとなり、駆動方式はFFと4WDが用意されています。

JC08モード燃費性能は、2.0リッターガソリン(FF)が16.0km/L、2.5リッターガソリン(FF)が14.8km/L、2.2リッターディーゼル(FF)は18.0km/L。タイヤは17インチと19インチが設定され、一部のグレードでは19インチタイヤ装着車の燃費が若干低めとなっています。

発売開始は2017年2月2日。メーカー希望小売価格は、ガソリン車が246万2400円〜321万3000円、ディーゼル車は277万5600円〜352万6200円となります。

どのパワートレインにおいても全車速追従クルーズコントロールや歩行者検知プリクラッシュブレーキなどの先進安全技術を備えたグレードが設定されているのも見逃せません。

なお、マツダのイメージカラーともいえるソウルレッドは、新色の「ソウルレッドクリスタルメタリック」へと進化しました。同色を含む、特別塗装色の価格は次の通りです。

「ソウルレッドクリスタルメタリック」7万5600円高、「マシーングレープレミアムメタリック」5万4000円高、「スノーフレイクホワイトパールマイカ」3万2400円高(いずれも消費税込)。

■CX-5 20S(FF)主要スペック
車両型式:DBA-KFEP
全長:4545mm
全幅:1840mm
全高:1690mm
ホイールベース:2700mm
車両重量:1510kg
乗車定員:5名
エンジン型式:PE-VPS
エンジン形式:直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量:1997cc
最高出力:114kW(155PS)/6000rpm
最大トルク:196Nm(20.0kg-m)/4000rpm
変速装置:6速AT
燃料消費率:16.0km/L (JC08モード)
タイヤサイズ:225/65R17
メーカー希望小売価格(税込):2,462,400円

■CX-5 XD L Package(4WD)主要スペック
車両型式:LDA-KF2P
全長:4545mm
全幅:1840mm
全高:1690mm
ホイールベース:2700mm
車両重量:1660kg
乗車定員:5名
エンジン型式:SH-VPTS
エンジン形式:直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ
総排気量:2188cc
最高出力:129kW(175PS)/4500rpm
最大トルク:420Nm(42.8kg-m)/2000rpm
変速装置:6速AT
燃料消費率:17.2km/L (JC08モード)
タイヤサイズ:225/55R19
メーカー希望小売価格(税込):3,526,200円

(山本晋也)

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