今年はついに登場しなかったマイクロソフトの次期タブレットPC「Surface Pro 5」ですが、海外ニュースサイトThe Bit bagによると、より大容量のストレージが搭載されるほか、全面的にアップグレードして2017年春にリリース予定との噂があると報じられています。この6月にも来春まで発売がずれ込むと伝えられたSurface Pro 5ですが、各種スペックについて続報がありました。まず、現行のSurface Pro 4(最大容量1TB)を超えるとされる内蔵ストレージは、ラップトップ型ではないタブレットPCとしては異例の大きさです。

さらにSurface Pro 5は、あらゆる面において前機種を凌ぐアップグレードを予定しているとの噂です。バッテリー寿命はより改善され、Surface ペンは磁気ドックからワイヤレス充電ができるようになるとのこと。またポート周りについては、USB-CとThunderbolt3が追加されると報じられています。

そしてPixelSenseディスプレイ(Surfaceのディスプレイ)については、インテルの最新プロセッサCore Kaby Lake搭載により4K解像度(3840×2160ピクセル)になると推測する向きも多いとのこと。もし実現すれば、現行のSurface Pro 4(2736 x 1824)やSurface Book(3000×2000)を凌ぐことになります。


ただし、解像度の向上はバッテリーの駆動時間や処理速度に負担をかけるため、見送られるかもしれません。その代わり、ディスプレイに指紋認証が搭載される可能性がある(マイクロソフトは4年前にPixelSenseディスプレイの指紋認証につき特許を申請済み)とされています。

先日発表されたオールインワン・デスクトップ型のSurface StudioはアップルのiMac対抗とされていますが、こちらは新型MacBook Proにとっての好敵手となるかもしれません。