さまざまな商品が展開されてるペット用のウェアラブルアイテム。アナログなものから、コンピュータが内蔵されたデジタルなものまでそのバリエーションは多岐に渡ります。そこで今回は、個性的なペット用ウェアラブルアイテムをご紹介します。

ペットの留守中の動きをセンサーで読み取る『WhistleGPS』



『WhistleGPS』はペット用のウェアラブルヘルスケア端末。首輪に装着することで、ペットの歩く、走る、眠るといった行動をセンサーで読み取り記録します。記録した情報はスマートフォン用アプリで管理することができ、例えば「留守中にペットがどういった行動をしていたか」をチェックすることもできます。GPS内蔵なのもポイントです。価格は49ドル(約5600円)です。

利用者をつなぐ機能もあるボウタイ型端末『WonderWoof』



『WonderWoof』はボウタイの形をしたウェアラブル端末。首輪に装着することで、愛犬の行動をアプリで管理することができます。また、同じ製品を使っているほかのユーザーの位置情報も分かり、愛犬家同士の交流に使えるのも特徴です。価格は95ドル(約1万円)です。

愛犬の心身の状態がわかる『INUPATHY(イヌパシー)』



株式会社イヌパシーが開発したイヌ用のウェアラブルデバイス。心拍センサーが内蔵されており、キャッチした心拍データから興奮度合いや喜びの度合い、また集中度合いを測ります。これらの情報を基に愛犬の状態を「色」と「光り方」で飼い主に伝える、というもの。現在海外サイトでクラウドファンディング中です。

愛するペットと同じ世界が見たい人へ『Fetch』



デジタルデバイスではありませんが、「ペットと同じ目線で映像を楽しみたい!」という人にお勧めなのが、GoPro社の『Fetch』です。胴体に装着するハーネスで、そこにGoProを取り付けることができます。つまり「ペット用のカメラ装着バンド」です。背中だけでなく胸部にも装着でき、異なる視点で撮影できる点も特徴。防水加工でお手入れが簡単なのもうれしいポイントです。価格は税込み7344円です。

アメリカならではのウェアラブル『テール・ライト・ライダー・システム』



『テール・ライト・ライダー・システム』は、馬の尻尾部分に装着する馬用の安全灯です。「テールライト」とかけたダジャレなのかとツッコミを入れたいところですが、馬に乗る人が日本より多いアメリカならではの実用的アイテムといえます。クラウドファンディングでの資金集めにも成功していますが、公式な販売価格等は未定です。

【番外編】

ネコ用トイレはここまで来た!『キャットロボット Open Air』



ウェアラブルアイテムではありませんが、驚きのペット用品としてぜひ紹介したいのが、『キャットロボット Open Air』。実はここ数年で猫用トイレのデジタル化が非常に進んでおり、数多くの全自動ネコ用トイレが登場しています。本製品はペットが使った後、排泄物をふるいにかけるようにぐるりと一回転することで処理。省スペースであることも人気です。価格は税別9万8000円です。

GPS内蔵の首輪など、ペット用のウェアラブルアイテムもデジタルに進化しています。普段あまりペット用品売り場に行かない人は驚くのではないでしょうか。また、永遠の課題といわれる「ペットの感情を測るアイテム」も年々進化しているようですが、もし好かれていないことが分かるとショックですよね。