ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第5節が24日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテル(イタリア)はハポエル・ベア・シェヴァ(イスラエル)と対戦し、2−3で敗れた。試合後のステファノ・ピオリ監督のコメントをクラブ公式HPが伝えている。

 2−0とリードしながら試合終了間際の失点で逆転負けを喫したことについて、ピオリ監督は「試合は95分間続くときもある。我々は崩れ、相手チームが勝利を収めることとなった。このようなことを我々は二度と起こしてはいけない」とチームを叱責。さらに、「何よりもまずメンタルの問題だ。前半を見れば、才能あふれるチームがそこにはあった。もし、タフに戦おうとしがみつくことができたのなら、違う結果になっただろうし、我々は試合に勝てるということが分かった」と続けた。

 選手たちのコンディションに問題があったのかとの問いには、「そのことを言い訳にはできない。後半の戦いぶりが良くなかったとしても、我々は試合に勝つための決定機を2度作り出していたからだ」と、あくまでも勝つチャンスがあったことを強調している。

 この日の敗戦でEL敗退が決まったインテル。ピオリ監督就任後も2戦未勝利と、依然として苦しい状況が続いている。