ハンモックは10月26日、標的型攻撃のトータル対策に特化した新パッケージ「AssetView Security Advance」を発表した。標的型攻撃対策に必要とされている入口・出口対策だけでなく、同時に内部対策も行うことで、多層防御を実現し、情報漏洩を防ぐという。

AssetView Security Advanceは、多層防御を実現するための7つの壁(機能)をセットにしたパッケージ製品。防御機能の「AssetView W 未知の脅威対策」、駆除機能の「AssetView V ウイルス対策」、保護機能の「AssetView P 脆弱性対策」、監査機能の「AssetView I 個人情報検索」、記録機能の「AssetView M PC操作ログ管理」、制御機能の「AssetView G デバイス制御」、保険機能の「AssetView K ファイル制御・暗号化」の7機能によって、多層防御を実現する。

新機能となる「AssetView W 未知の脅威対策」は、従来のウイルス対策ソフトだけでは検知できなかった「未知の脅威」へ対応しており、「振る舞い検知」「スパム対策」「フィッシング対策」の機能で脅威の侵入を防ぐ。

また、「AssetView P 脆弱性対策」では、管理者が実施する情報収集や、動作確認、パッチの適用などの作業を自動化して対策を支援する。

提供価格(税別)は、1ライセンスあたり1万3600円から。同社では、初年度300社の販売を目指している。

(山本明日美)