俳優・山田孝之が15日、都内で行われた、映画「何者」の初日舞台あいさつに出席。そこでは山田のほか、佐藤健有村架純二階堂ふみ菅田将暉岡田将生ら人気俳優が登場する作品とあって「指さし印象ゲーム」を展開。山田が有村架純のルックス良さを取り上げた場面で「たくさんの男をたぶらかせてみたい」というコメントを発すると、大きな笑いが起こった。


▼ 出演者は、指さし印象ゲームで盛り上がった




このゲームには、メガホンを取った三浦大輔監督も交じって、計7名が参加。「一日、他の人間になれるとしたら、誰になってみたい?」というお題が、関心を呼んだ。

三浦監督は、岡田将生を指さした。

「だって、この見かけになりたいじゃないですか」と周りに同意を求め、「(周囲から)一度、どういう風に見られるのか味わってみたいです」と長身でスマートな岡田を選んでいた。

すると、岡田は「イヤ、イヤ、イヤッ…」と大いに照れまくると、爆笑が起きた。

その岡田は、誰になりたいかと問われて「僕は、有村(架純)さんです」と回答。「(ナヨナヨした仕草をして)『私が有村ですっ』と言うのをやってみたい」と変な物まねをして、笑わせた。





そして、有村は「私は(二階堂)ふみちゃんになりたいです。自分と真逆のタイプだからです。毎日スゴク楽しそうに過ごしている印象が強くて、ふみちゃんになって色んなこと勉強したり…、エヘヘ。でも、やっぱり遊んでみたい」と笑い出した。

二階堂は、同性ではなく「私は、岡田(将生)さん。歯並びがスゴイから。いつもイイなぁーと思っていました」と細かい点を理由にあげた。

それを聞いた岡田は「俺の場合は、歯か!」と叫んで、笑い合った。

山田孝之は、異性になりたいらしく「僕は、有村(架純)さんです」とボソっと話した。そして「男という男。たくさんの男をたぶらかせてみたい」と考えを明かすと、この質問の中で、一番大きな笑いを起こしていた。

菅田将暉は「僕も岡田(将生)さんですね」という答え。「この美しい顔で、わざと汚いことをしてみたいです」とイメージしているそうだ。

最後に答えた、佐藤健は「僕の場合は、二階堂(ふみ)さんでしたね」。「有村さんと同じ考えで、全然違うタイプだと思ったし、現場の中で、一番よく分からない部分があった。スゴク明るいのだけれども、はたして家にいるときはどうなんだろうと思って…。本当の二階堂さんを知りたいです」と口にしていた。

直木賞受賞の小説を元にした、映画『何者』。大学生5人が就職活動を通して「自分が何者か」を模索する姿が描かれる。

最後に、観客に向かってあいさつした佐藤は「ツイッターなどのSNSを頻繁に利用している人ほど、是非見て欲しい作品です。自分がこんな風に見られているかもしれないという危機感を、一度味わっておいても損はないと思います」と実感したものを伝えていた。


▼ 佐藤健


▼ 有村架純


▼ 二階堂ふみ


▼ 菅田将暉


▼ 岡田将生


▼ 山田孝之


▼ 三浦大輔監督














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