[画像] 声優・伊藤美来が語る″20歳の誕生日にソロデビュー″の心境 - ソロでも「自分らしさは忘れないように」

●「声優になる」という自覚はレッスンを受けてから
2012年に開催された「第1回スタイルキューブ声優オーディション」に合格し、2013年『アイドルマスター ミリオンライブ!』七尾百合子役で声優デビューを果たした伊藤美来。声優ユニットのStylipSやPyxisとしても活動し、ステージの上ではいつもキラキラした瞳とまぶしい笑顔を振りまいている。

今回は、自身20歳の誕生日でもある2016年10月12日に「泡とベルベーヌ」でソロアーティストデビューする伊藤にインタビューを実施。等身大の自分らしさを忘れない彼女にデビューシングルの魅力や、今後の活動について直撃した。

○どういう感情になれば泣けるんだろう

――伊藤さんが声優を志したきっかけは『カードキャプターさくら』なんですよね。

はい! 小学生くらいの時に、レンタルビデオを借りたのか、再放送だったのかはもう忘れちゃいましたけど、初めて観た時は衝撃的でした。『カードキャプターさくら』は、魔法少女に憧れる女の子の憧れや夢が詰まっていると思ってハマりました。そこで声優さんという職業があるんだということを知って。

――すぐに「声優になりたい」と。

中学1〜2年生のときに、「私だったらこう演じるな」と思いながらテレビを観ている自分に気付いた瞬間、「あ、演じる側になりたい」と思ったんです。家族が寝静まった夜中に、鏡を片手にドラマの役者さんと同じ顔をしてみるとか、そういう楽しみ方もしていました(笑)。お母さんの影響で、『アニー』や『セーラームーン』のミュージカルとか宝塚をよく観ていて、ドラマも大好きだったので、自分も演じてみたいと思っていました。

――そこで選んだのが女優ではなく、声優なんですね。

声優さんは、女性でも男の子役を演じることも出来るじゃないですか。性別も関係ないし、魔法少女にだってなれる。それこそ動物にも宇宙人にもなれちゃう。制限がない世界というところに魅力を感じました。

――表現できる幅がより広い方に惹かれていった。

これは「声優さんあるある」だと思うんですけど、「声優になりたい」と思ってからは、漫画を音読してみたり、授業で教科書を読むときにはりきって読んだりしていました。涙を流すシーンで、私も演じながら泣いてみようと思っても、ぜんぜんできなくて、「どういう感情になれば泣けるんだろう」と悩みもしました。声優の練習というよりは遊び感覚だったんですけど。

――そこから2012年に行われた「第1回スタイルキューブ声優オーディション」を受け、合格するわけですよね。

高校1年生のときに「声優になるためには」と検索をしていたら、スタイルキューブの公募オーディションを見つけたんです。受かるとは思っていなくて、応募してみよっかなーくらいの気持ちでした。お母さんにも相談したんですけど、「ああ、いいんじゃない」って。やりたいことをやらせてくれる両親でした。

――応募して、最初に連絡を受けたときのことは覚えています?

1回目の連絡が来たとき、ちょうどディズニーランドにいたんですよ(笑)。友だちと遊んでいたら、お母さんから「受けたやつ電話がかかってきたよ。一次審査受かったみたい」みたいな簡素なメールが(笑)。書類審査だったんですけど、書類でも受かるとは思っていなかったので、「これはいけるかもしれない」と思いました。

――そこで現実感が。

はい。でも、その後のディズニーランドはあまり楽しめなかったかも。緊張しちゃって(笑)。次が面接だったんですけど、話す内容とか、全然用意していなかったんですよ。高校1年生だから、ちょうど受験が終わった直後だったので、「自己PRは高校の面接でしているな」と思って、そのまんまのことを言いました。

――声優のオーディションで!

「学校では合唱コンクールの指揮者を務めました。班長の経験も何度かあります」みたいなことを偉い人たちの前で(笑)。」いま思うと何も関係ないですよね。ほかにも歌唱審査や演技審査もあって、歌唱審査では好きな曲を歌っていいと事前に言われていたので、アカペラで「赤いスイートピー」を歌いました。

○剣道の「メーン!」で合格に

――2015年10月12日に開催された1stライブイベント「Miku's Adventures 2015」でも歌っていましたね。演技審査はいかがでした?

その場で演技の資料を渡されて「出番までに読んでおいてください」って。私はもうどうしたらいいかわからなくて、ほかの人たちを見たらなんかペンでチェックを入れていたので、とりあえず私も句読点のところにチェックを入れていました(笑)。

――ははは。真似して、なんかやってる風に。

斜線とかも入れていましたね(笑)。本番の演技審査では、死ぬほど緊張しました。あとからスタッフさんに聞いたら「あの子、このまま気絶しちゃうんじゃないかと思っていた」って言われるくらいに。

――それじゃあ、もうほとんど記憶にないんじゃないですか?

あ、、覚えていますよ。オーディションの書類に「剣道部に入っている」ということを書いていたので、審査員の人から「ちょっと面を打ってもらえる」と言われました。すごい怖かったんですけど、がんばって「ヤー! メーン!」って。

――伊藤さん、初段ですもんね。そこでは声は出せた。

はい。これがあったからこそ受かったと言われました。緊張していて声が小さすぎたんですね。「ちゃんと声がでる子なのかな」と確かめるためだったらしいです。怖かったんですけど、できてよかった……。でも、私のあとに審査がある人たちはもっと怖かったですよね。いきなり部屋から「ヤー! メーン!」とだけ聞こえてきて。

――「あの部屋で何が行われているんだ……」ってなりますよ。そこで晴れて合格となるわけですね。

自己PRもあんなだっただし、お芝居も経験なくて、歌も自信がなかったので、受かるとは思っていなかったんですよ。あ、合格の電話がかかってきたとき、私はまた家に居なかったんですよ。

――もしかして一回も電話を受けていない……。

実は……。高校の授業が終わって遊びに行っていました(笑)。帰ってまたお母さんから聞かされました。「声優になるんだ」という実感が出てきたのはレッスンが始まってからですね。「これから勉強していくんだ」って。

●ライブのこだわり、お菓子のこだわり
○デートはワンピースにスニーカーで

――そこから『アイドルマスター ミリオンライブ!』や『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』などの声優業だけではなく、StylipSやPyxisといったユニットでも活動してきました。そして伊藤さんは、2016年10月12日、20歳の誕生日に日本コロムビアからソロアーティストとしてCDデビューします。

最初にお話をいただいたときはびっくりしました。去年の10月に開催した1stライブ「Miku's Adventures 2015」では、初めて一人でライブをやらせてもらったんですけど、「一人で歌うのも楽しいかも」と思っていたところだったんです。驚きもしましたけど、楽しみですね。やる気に満ちています!

――不安などはまったくなかった?

……ちょっとは、ありましたね。自分一人でメジャーデビューをして、自分一人の世界で音楽を作っていかないといけない。責任感が出てきますね。

――ここからは一曲ずつお聞きしていきたいと思っています。まずはA面の「泡とベルベーヌ」。一昔前くらいのアイドルソングをイメージしますね。

それはよく言われます。キャッチーで覚えやすいメロディーで、キュンキュンする歌詞なんですよ。恋する気持ちやもどかしさが書かれていて。

――少女から大人になる瞬間を切り取っていて。

まさにその通りです!

――19歳から20歳になる瞬間にデビューする伊藤さんにピッタリですね。

はい! 可愛らしくも凛としていますよね。歌詞も「自分らしさは捨てないで、恋をしていく」という内容んですけど、私も自然体でいたいなと思うタイプなので、歌詞を見たときは嬉しかったです。

――歌詞でお気に入りの部分はありますか?

AメロやBメロでは結構妄想をしていて、「こうだったらいいな、こうしたいな」とか女の子らしさが詰まっていて、サビの部分でデートに向かう。でも、「自転車で行こう」や「ワンピースにスニーカー」とか、デートに行くのに自転車で、ワンピースを着てるのにスニーカーなんだなって。あと、2番のAメロの「新しい帽子はやめて いちばんなじむお気に入りかぶった」。背伸びはせずに、安心する帽子をかぶっていく。

――そのあとに「もしからしたら今夜 彼にさらわれていってしまうかも 何かひとつ 安心できるものをつけたい」と続いていく。

自分らしさは捨てずに、相手に好きになってもらいたいなという芯の強さが現れていますよね。好きなものは好きだから、気持ちは曲げない、好きですね。

――伊藤さんもそんなタイプなんじゃないかなって。

私もワンピースにスニーカーでデートに行くと思います(笑)。足が疲れちゃうので、いっぱい歩けるように!

――MVも撮影しましたね。歌詞に沿った内容で自転車にも乗って。

乗りました! いやー、晴れてよかったです。MVの撮影は楽しかったですね。バスタブの中でお湯に浸からず、リップシンクを撮影しました。ストーリーに沿っているんですけど、オシャレも忘れていない。ライティングもカラフルでポップ。あんなお風呂、実際にはないとは思いますけど(笑)。ワクワクの気持ちや恋をしている気持ちを背景に現しているところがお気に入りです!

――「泡とベルベーヌ」はとてもお気に入りで、素敵な誕生日プレゼントになりましたね。

20歳の誕生日に、表現者としてまた一歩踏み出せるのが嬉しかったです。20歳になるので、大人にならなきゃって気持ちもありますし、ソロデビューを通じて、成長できたらいいなとも思います。

○自分らしさは忘れないように

――2曲目は「Morning Coffee」。20歳の誕生日、そしてソロデビューと新しい未来へと向かっている伊藤さんのためのような曲ですね。

「混ざってゆくラテ・アート」や「注いでみてカプチーノ」とか、かわいらしい言葉が散りばめられているんですけど、よく歌詞を見ると、エールを送っている応援歌なんですよね。10代特有の子どもらしさもありつつ、大人に憧れているもどかしさや、悩みの部分を表現していて、チクチク刺さります。それらをストレートに歌詞で落とし込むのではなく、ラテ・アートやミルクに例えているのが女の子らしいですよね。

――「こだわりだって大事だよね 信じていれば 魅力になる いつか」という部分が個人的に気に入っていて……。

私と一緒です! ここはレコーディングするたびに、何回か泣きそうになっちゃいました。かわいくストレートに伝えようと思って歌っていたんですけど、いざ聞き返すと、「なんていい歌詞なんだろう」って。この言葉に背中を押されながら、がんばってレコーディングをしました。

――ちょっと脱線して、伊藤さんの「こだわり」についても聞いてみたいですね。

こだわり……なんだろう。先ほども言いましたけど、自分らしさは忘れないようにしようと思っています。声優としての演技だったり、ステージ上でだったり、あまり飾りすぎないようにしようと意識しています。あ、ライブはこだわりがあるかもしれないです。「Miku's Adventures 2015」でもそうでしたけど、曲順の他にも、「このMCのあとの映像企画はこれがいい」とか、「ここのダンスはもっとこう動こう」とか、「体を横にしてみたほうが客席から見たとき綺麗じゃないかな」とか。

――構成や演出まで決められているんですね。かなりこだわっていますね。

そうかもしれないです(笑)。あとは、目玉焼きには醤油をかけるとか、どんなに遅くなっても夜ご飯は絶対に食べる! そして、夜食は週に1回!

――それは抑えるという意味で?

抑えています。おいしいおにぎりとかカップ麺は週の1回のお楽しみにしようと思っています。一週間に2個食べてもそんなには変わらないとは思うんですけど(笑)。

――大好きなじゃがりことか。

じゃがりこ! 夜中に食べるとおいしいんですよね。炭酸飲料と一緒だとなおおいしいです!

――いまは何味がブームですか?

サラダかじゃがバターかなあ。あ、いまはアスパラベーコンが好きです。地方限定や期間限定のものも出たら買っちゃいます。お菓子のこだわりですね!

――ブログでもよくじゃがりこのお話をしていますもんね。曲の話に戻って、お次は「七色Cookie」。

「泡とベルベーヌ」は恋の歌、「Morning Coffee」は背中を押すエールの歌。そして「七色Cookie」はオシャレにあこがれている女の子の等身大の気持ち。それこそ10代20代の女性には共感してもらえる曲になっていると思います。イメージ的には、ちょっとワガママなかわいい女の子のイメージで歌わせてもらっています。でも、よく歌詞を見ると頭のいい子なんだろうなって。

――芯が通っている女の子ですよね。

「私はこうだから」という女の子の意見で、聴いている人も勇気づけられると思います。悩んでいるときに聴くと、「なんでこんなことに悩んでいたんだろう」って気持ちになってもらえると思います。

――「七色Cookie」で気に入ってる歌詞はありますか?

「流行りの瞬間だって 聞き耳をぴょんと アンテナみたいに」というところが、女の子らしくて好きなんです。私もそうなんですけど、若い女の子は敏感で、流行りに乗りたがりますよね。そういった部分がこのワードに詰まっています。あと、「本日はArtist お任せ下さい」、「本日はStylist お召し物だって」の部分。もう「自分が中心よ」、「私が全部決めるの」って気持ちで、芯の通っているところが好きですね。私もそういったオシャレな人でありたいなと思いました。

●いつかは自分の曲だけでのライブ、そして特撮ソングを
○豊田萌絵は空気のような存在

――普段はStylipSやPyxisでユニットとして活動しています。これからソロ活動する上で意識しようと思っている点や、気をつけようと考えていることはありますか?

ユニットのときやキャラクターソングをうたうときは、周りのメンバーやキャラクターに助けられ、一緒に歩んでいけました。でも、ソロだと自分一人だから、助けてくれる人がいません。責任も大きくなります。だからこそ自分の意志や、想うことはどんどんと発信しないといけない、そうする場だと思っています。自分自身を前面に押し出して活動していくと思います。

――今後すべて自分が主役ですからね。

だからもうウカウカしていられないですね(笑)。しっかりしなきゃ。

――伊藤さんのイメージは「しっかりしている」なんですけど(笑)。

ぜんぜん! まだまだおこちゃまです。ブラックコーヒーも飲めないし、機械には弱いし、頑固なところもあるので、ちゃんと大人にならないと!

――StylipSやPyxisでも一緒の豊田萌絵さんと言い合いをしてしまうとか。

もう、じゃれあいですね。

――仲がいいからこそですね。

そういうじゃれあいはずっとしていけたらいいなと思います。変に大人になってもなって。逆にもえさんに大人になられても、置いてかれたって思っちゃうので(笑)。子どもの心は忘れずに大人になろうと思います。

――普段は二人でどんな話をされているんですか?

何の話をしているんだろう……。「このペットボトルのお茶が美味しい」とか、通っている大学の話をしたり、もえさんがコンビニに行った話をしたり……他愛もない話ですね。

――もはや日常なんですね。

空気を吸って吐くくらいの感覚ですね。

○特撮との出会い

――まだデビュー前ですけども、今後ソロとして「こういう活動をしていきたい」と考えていることはありますか?

まだアーティストとして走り始めたばかりなので、まずは認めてもらえるように。アーティスト伊藤美来という存在を知ってもらいたいです。私のことを知らなくても、私の歌を聴いて、「この歌詞が好き」とか「この曲がいいね」と言われるようになっていきたいです。あと、いまはソロライブをやっても、カバー曲やキャラクターソングが多いので、いつかは自分の曲だけでのライブをやってみたいですね。

――伊藤さんは「スーパー戦隊シリーズ」や「仮面ライダーシリーズ」が大好きじゃないですか。いつかは主題歌も。

歌いたいですね! いまライブでは特撮コーナーがあるんですけど、そこが全部自分の持ち曲だけになったらいいですよね。夢は膨らみますねー。長い道のりですけど、いつかは!

――夢は大きく、ですね。特撮ソング以外だと普段はどういった曲を聴くんですか?

女性アーティストが多いですね。aikoさん、YUIさん、miwaさん……横文字ばかりですね(笑)。女の子らしい曲を歌われる女性シンガーに魅力を感じますね。初めて買ったCDもaikoさんのアルバム『まとめ』。お小遣いで買いました。

――何歳のころですか?

中学生くらいのときですね。お父さんと一緒にタワーレコードに行って買いました。ちょっと大人びた中学生だったかも(笑)。

――特撮ソングだったらどういった曲がお気に入りですか?

OPやEDはもちろん大好きなんですけど、いまだと「仮面ライダーGIRLS」さんがお気に入りですね。いくつになってもリピートし続ける曲は『特捜戦隊デカレンジャー』のデカイエローとデカピンクの女性二人が歌っている「girls in trouble! DEKARANGER」。力強い男性の曲も好きですけど、女性の歌声も好きなんですよ。

――カラオケで歌うことも。

歌います! 特撮ソングはキーを一個上げてでも歌いますね!

――伊藤さんが特撮にハマりだしたきっかけは?

小学生のときに弟と『忍風戦隊ハリケンジャー』を観たのがきっかけですね。ハマるというよりかは、格好いいとかアクションがすごいという感覚でしたね。大人になるにつれて、ストーリーとかに注目するようになってきました。

――『仮面ライダーシリーズ』だとどの作品から?

初めて観たのは『555』ですね。7〜8歳だったので、やっぱり意味もわからず観ていました。『仮面ライダー』の方が話が難しかったので、楽しさを理解するのはもっと大人になってからでしたね。『電王』や『キバ』のあたり。特撮ヒーローの方も『デカレンジャー』とか、『爆竜戦隊アバレンジャー』くらいからです。うーん、特撮は私の青春ですね。そして癒やしです。

――ヒーローに憧れているという感覚に近いのかな。

もちろん憧れもありますけど、どちらかというと「ヒーローに守られるヒロイン」に憧れています。格好いいヒーローを見て「キャー!」って言っていたい。自分がヒーローになっちゃったら見ることができないじゃないですか。

――伊藤さんが特撮について語る「超!アニメディア」でのブロマガ連載「伊藤美来のひとりでヒーローごっこ。」でもそうですけど、本当に好きが伝わってきますね。

ありがとうございます! あの連載も好き勝手書かせてもらっています。もう、好きすぎて、コロムビアさんに来ると特撮ヒーローのポスターがたくさんあって興奮します。同じ世界にいるような気分になって、モチベーションが上がります!

――きっとグッズやポスターをくれると思いますよ。

スキあらばもらおうと思っています!

――もう剥がして持ってっちゃいましょう。

そうですね、頑張ったご褒美に(笑)。

○今年のライブは「10代の私」と「20歳になる私」

――9月26日には1st写真集「むじゃき。」が発売されましたね。飾っていない無邪気な表情を切り取っているということでファンからも期待の声が上がっています。グアムで撮影したんですよね。

はじめてのグアムなんですよ!

――海外自体もはじめてですか?

2〜3歳のときに家族でハワイに行ったことがあるんですけど、それ以来でしたね。すっごく緊張しました。空港についてからも、パスポートのチェックとかぜんぶ一人でやらなければいけなかったので……。英語がしゃべれないので何を聞かれても「イエスイエス!」みたいな(笑)。

――そんな大変な思いをして行ったグアムはいかがでした?

景色が綺麗でした! 色が濃いんですよ。緑もだし、海も真っ青! 「これは本当に現実世界なのかな?」って思ってしまうくらい、絵に描いたような風景でしたねー。そんな風景と一緒に写真が撮れたのは嬉しかったです。

――満喫してますね。現地では何を食べました?

せっかくグアムに来たのに、最後に食べたのがマクドナルドだったんですよ、その前はウェンディーズ。現地感がまったくないんです(笑)。最終日に私が「マックが食べたい!」って、我慢ができずに。日本で食べるよりナゲットがおいしい気がしました。

――現地のお食事は……?

初日はお肉をいただきました。グアムの食事は味が濃かったです。あ、マクドナルドじゃないふつうのお店のハンバーガーもおいしかったなあ。慣れ親しんだスタッフさんたちと旅行に来ている感じで楽しかったです。なので飾らない姿が収められていると思います!

――これは期待! 「泡とベルベーヌ」発売直前の10月10日には「伊藤美来 Birthday Live 2016(仮)」 が開催されますね。

はい! やっぱりバースデーライブなので、去年と同様に自分の好きな歌をどんどん歌っていきたいですね。去年のコンセプトが「アリス」だったので、今年は「10代の私」と「20歳になる私」という構成になっています。

――今回も構成、演出は伊藤さんが担当して?

そうですね。セットリストも自分で考えたり、映像企画を考えたり、衣装を考えたり。スタッフさんが「バースデーだから好きなようにやっていいよ」と言ってくださっているので、自由にやらせていただいている感じです。カバー曲もあり、キャラクターソングもあり、そしてもちろん特撮コーナーもあります! 最初に何を歌うかを考えたのも特撮コーナーの曲です(笑)。去年の「Miku's Adventures 2015」ははじめてのソロライブだったのでステージに上がるまで緊張しっぱなしで、「あーどうしようどうしよう」ってなっていたんですよ。でも、お客さんの前に出てみると、自然と楽しもうという気持ちになれました。お客さんの声援やコールに助けてもらいました。なのでお客さんたちも気負わずに、ふらっと来て楽しんでもらえたらうれしいです!

○伊藤美来1stシングル「泡とベルベーヌ」楽曲情報

発売日:10月12日

通常盤
価格:1,200円(税抜)
収録内容
01 泡とベルベーヌ
02 Morning Coffee
03 七色Cookie
04 泡とベルベーヌ(off vocal ver.)
05 Morning Coffee(off vocal ver.)
06 七色Cookie(off vocal ver.)

DVD付き限定版
価格:1,800円(税抜)
収録内容
CD
01 泡とベルベーヌ
02 Morning Coffee
03 泡とベルベーヌ(off vocal ver.)
04 Morning Coffee(off vocal ver.)
DVD
01 泡とベルベーヌMV
02 メイキング映像

○「伊藤美来 Birthday Live Miku’s Adventures」ライブ情報

日程:2016年10月10日
【1st】〜 Thanks to 19 〜 開場 13:45 / 開演 14:30
【2nd】〜 Start in 20 〜  開場 17:30 / 開演 18:15
出演者:伊藤美来
会場:品川インターシティホール
料金:前売り 4,800円(税込) / 当日 5,300円 / 別途ドリンク代 500円(税込)
チケット;全自由 ※整理番号順の入場

発売日:2016年5月28 22:00〜
Style Partyでの購入者には直筆サイン入りスペシャルピクチャーチケットにて発送

全国プレイガイドにて絶賛発売中
※チケットは一人につき2枚まで
※入場整理番号は 購入先着順。
※入場順は「1.Style Party」→「2.STYLE SHOP/PG先行(並列入場)」→「3.一般PG」
※アルコールの提供はなし
○伊藤美来、初の冠ラジオ番組『伊藤美来 まるっとまとめ!』

初回放送日:10月6日
放送時間:毎週木曜日 25:00〜25:30
放送:文化放送 超!A&G+
○「泡とベルベーヌ」、テレビ東京『アニメマシテ』10月EDテーマ決定

番組名:アニメマシテ
放送:テレビ東京
放送時間:毎週月曜27:20〜
初回放送:10月3日 深夜2:50〜
※放送時間は変更の予定あり。詳しくは番組HPを参照
○伊藤美来サイン色紙プレゼント

■応募期間:2016年9月30日から2016年10月30日まで ■内容:伊藤美来サイン色紙 ■当選人数:3名様■応募方法1.マイナビニュースホビー公式Twitterをフォロー 2.ハッシュタグ「#伊藤美来サイン色紙プレゼント」と、本記事タイトルとURLを付けてツイート(コチラをクリックするとツイートリンクに飛べます)。 当選者には応募締め切り後、マイナビニュースホビー公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。 ※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。■当選条件:日本国内にお住まいの方応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。 (1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。 (2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp (3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ 管理本部長 personal_data@mynavi.jp

(加藤大樹)