まだまだ暑い日が続いていますが、夏から秋へ、季節は確実に移り変わっています。さて、季節の変わり目といえば、気温や日照時間の変化などで、心と身体にさまざまな影響が及ぶとされています。たとえば、睡眠時間が長くなったり、センチメンタルになる人もいるでしょう。今回は、12星座ごとに季節の変わり目にしがちな行動を見ていきます。

■牡羊座……ファッションを先取る
 何でも一番乗りでないと気が済まない牡羊座。季節の変わり目には、いち早くファッションを先取るタイプです。気温30度を超える日だって、長袖&ブーツ姿で炎天下を闊歩。道行く人の失笑を買うでしょう。でも、本人はランウェイ気分なのでノープロブレム。むしろ得意満面なのです。

■牡牛座……美食三昧
 季節の変わり目は、食の楽しみが広がる時期です。出始めの食材である「走り」と、時期終わりの「名残り」の両方を味わえるからです。美食家の牡牛座がこの絶好のタイミングを逃すはずはありません。「体重計に乗るのがこわい」などと言いながら、満面の笑顔で美味を堪能しまくるのです。

■双子座……SNS投稿の鬼になる
 この時期、外を歩くと驚くことが豊富に見つかります。定価で買った人は一体何だったの、と言いたくなるような夏物の値引き率、目新しい秋の新作。カフェでは秋の味覚フェアも開催され好奇心をそそるでしょう。双子座は、こういったことすべてを実況レポーターよろしくSNSに投稿し悦に浸るのです。

■蟹座……詩人になる
 ただでさえ感じやすい蟹座は、「移ろい」が心にしみる季節の変わり目には、多感になりすぎてポエマーになるタイプ。センチメンタル垂れ流しの恥ずかしい作品を次々とSNSに投稿して友人たちを困惑させるほか、夕日を見て突然泣き出したりするなど、周囲をドン引きさせるでしょう。

■獅子座……エステに行く
 主役意識が強く、いつだって周囲の注目を浴びていたい獅子座。夏の日差しでいたんだ髪や肌をそのままにしておくわけがありません。エステや美容院に日参して、美しい輝きを取り戻そうとするでしょう。さらさらつるつるになるためには、多少の散財は仕方がないと貯金だって崩しちゃいます。

■乙女座……お腹をこわす
 つねにきちんと自己管理、が乙女座のポリシー。暴飲暴食はせず、規則正しい生活を守ろうとします。にもかかわらず、じつは12星座で一番お腹をこわしやすい乙女座。繊細すぎて、ちょっとした変化に対応しきれないのです。季節の変わり目は変化の度合いが大きいため、連日トイレにこもりっきりに……。

■天秤座……靴を買いに走る
 12星座きってのオシャレ番長である天秤座。いち早く秋のモードを取り入れたいのは、牡羊座と同じです。しかし、美意識が発達している天秤座は、大汗必至の全身秋コーデは避けたいタイプ。とりあえず足元からという気分で、靴を買いに走るでしょう。ただ優柔不断なのでなかなか決められず、季節はいつしか秋本番に。

■蠍座……睡眠時間が長くなる
 蠍座は何があっても、ただじっとため込むタイプ。夏の疲れだって、ハンパなくため込んでいます。他の人たちと違い、小まめに休息を取ったり、ストレスを発散させるのが苦手なため、季節の変わり目ともなると、たまりにたまった疲れが噴出。夜11時に寝て、次の夜の11時に目を覚ますという超・長時間睡眠を引き起こすのです。

■射手座……休暇を取る
 「夏は過ぎ去った。休暇を取るか」と考えるのは射手座。遅い夏休みかと思いきや、夏休みは夏の間に取得済み。要は「休みたい、旅に出たい」のです。「どうしてもはずせない名月狩りツアーがありまして」とかなんとか必死に上司を説得し、まんまと休暇をせしめるのです。

■山羊座……目標を立て直す
 野心家で計画好きな山羊座。2016年をより充実させるべく、年頭に立てた目標や計画を今一度見直そうとするでしょう。必要とあれば、9月始まりのスケジュール帳を入手したりして、綿密にかっちりスケジュールを組んでいきます。着実なステップアップこそ、山羊座の生き甲斐なのです。

■水瓶座……夏スタイルで浮く
 マイペースな水瓶座は、季節感より実感というタイプ。まわり中が秋の装いであろうと、暑ければ一人ビーサン&グラサンを貫くし、休みの日には朝から海や山にくり出して、夏気分を堪能します。この暑い日本では、たぶん11月頃まで夏スタイルで周囲から浮きまくる水瓶座なのです。

■魚座……誘い魔になる
 淋しがり屋で甘えん坊の魚座。心が揺れがちな季節の変わり目に一人ぼっちで過ごすなんてできません。ひっきりなしに友人を誘っては、飲みに歩いたり、ショッピングで散財したり。リアルに付き合ってくれる友人がいないときは、LINEやInstagramで「かまって」攻撃をしかけ、皆を「やれやれ……」地獄に落とすのです。

 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、だいたいお彼岸頃までが季節の変わり目だとされています。体調を崩しやすい時期でもあるので、ご自愛くださいね。
(夏川リエ)