ピザハットUKが、DJコントローラーになるピザボックスの提供を始めました。スマートフォンやタブレットとBluetooth接続すれば、仲間でピザを食べながらDJプレイで盛り上がれます。新メニューが次々と開発されるハンバーガーなどに比べると、同じファストフードでもピザにはトッピングを変えるぐらいしか選択肢がなく、大きく目をひくような新商品開発の余地は、それほど残っていないかもしれません。

そこで(かどうかは不明ながら)ピザハットはデリバリーボックスに付加価値を持たせ、DJコントローラーとしても使えるようにしました。ピザの箱の内側にはターンテーブルとミキサーなどが描いてあり、それをタッチ操作できるようになっています。



このピザボックスにはバッテリーが仕込んであり、Bluetoothでスマートフォンやタブレット、Macなどとペアリングすれば、表面に描かれたDJコントローラーが実際に機能し、DJプレイが可能となります。DJプレイ用アプリとしてはSeratoやDJ Proなどが対応するとのこと。もしかするとデリバリー時に染みこんだピザの脂がいい具合に指を滑らせ、思った以上にスムーズなスクラッチができるかもしれません。

ただ、この箱は英国に350あるピザハットのうち5店舗限定での提供となります。ピザハットUKはTwitterで関連情報を告知するとのことです。

ちなみに海外ではこれまで、KFCやマクドナルドがトレイシートにBluetoothキーボードやリズムボックス風の機能をつけて好評を得ていました。ごく最近では北米のマクドナルドがハッピーセットに歩数計機能をつけたスマートウォッチ風のおまけをつけていました。