(台北 2日 中央社)南部・高雄市は地元の酒の肴を海外に広めようと、今月29日から31日まで同市内で開かれる「第8回高雄ビールフェスティバル」に沖縄の居酒屋を招き、“おつまみ交流”を行う。6月29日と30日には出展店舗を決めるコンテストが沖縄県内で開催された。

高雄市によると、沖縄は台湾と古くから文化や貿易の面で密接な交流がある上に中華文化の影響を深く受けており、両者の料理と文化には類似点がある。そのため、沖縄を交流の地に選んだ。コンテストには、沖縄県台北事務所や食の蚤の市「OKINAWA FOOD FLEA」から推薦された7店舗が参加。試食審査の末、炭火串焼店「月と器」(中頭郡北谷町)のビールフェス参加が決まった。

同フェスには「第4回高雄おつまみ料理コンテスト」の優勝店舗計10店も出展する。

同フェスは毎年1万人以上が参加する大型野外イベント。著名ビールブランド10社が集結するほか、人気アーティストによるライブパフォーマンスなども行われる。

(編集:名切千絵)