パンティを被った興奮の力で悪を倒すヒーロー、変態仮面が『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』として帰ってきた! 2013年に実写化されると、数々の欧米・アジアの各国映画祭で観客賞を受賞。あれから3年。主演の鈴木亮平のみならず、ヒロインを続投する清水富美加も人気・実力ともに躍進。女優として確かな足取りで歩みを進める彼女に単独インタビューを行い、理想の男性像や最近始めたというひとり暮らし、いまハマっているものまで、プライベートについてたっぷり語ってもらった。にこやかに話す様子からは、日々の充実ぶりが伺えた。
撮影/川野結李歌 取材・文/片桐ユウ 制作/iD inc.
――『変態仮面』実写化の2作目となる『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』。主要キャスト陣が再集結して、さらにパワーアップした変態仮面の活躍が描かれます。続編に出演が決まったときはどんなお気持ちでしたか?
ああ、ついに! って感じでしたね。1作目が終わった打ち上げで「2をやりたい」と盛り上がっていたので、あるだろうなと思ってはいたんです。でも時間が経ったので「どうなったのかな?」と思っていました。それが3年越しに本当に実現するんだという気持ちと…前作が終わった後に、自分は全然ダメだったなと反省していたので、また福田(雄一)監督に呼んでもらえると思っていなくて。なので「良かった〜!」と安堵したのが最初の感想でした。
――完成作をご覧になられた感想は?
めっちゃ面白かったです! コミック感とかが抜けて、ちゃんとしたヒーローモノっぽくなったというか。最後のほうとかもう、ツッコミどころを忘れて「変態仮面、頑張れー!」って応援したくなっちゃうくらい(笑)。コメディなんですけど、コメディ感がない。正統派ヒーローモノという感じがしましたね。最後までドキドキ感と一緒に楽しめました。
――「世界からパンティが消える」という衝撃的な展開の中、変態仮面=狂介とヒロイン・愛子の関係にも変化が訪れますね。
そうなんです。子どもだった愛子ちゃんが大人の女性になった感じはしましたね。か弱いだけじゃなくて、強気な部分や少し怒った感じとかも出てきました。
――愛子の役作りについて、意識されたところはありますか?
前作では、こういう動きをしようとか、こういうしゃべり方にしようとか外面のことばかり考えてしまって、感情が追いついていなかったんです。それに「面白いことを真面目にやるのが面白い」ということも全然分かっていない状況だったので、それが反省点でした。
――なるほど。それが今作では?
今作は衣装でお嬢様感は出ているし、前作から時間が経過してちょっと大人になったりもしていたので、とにかく真面目に真面目に、ストレートにお芝居しようと思って臨みました。
――清水さんの女優としての成長も愛子に込められている?
そう…ですね。自分の中にはリベンジ的な気持ちがありましたね。
――ちなみに変態だけどヒーローというのは、彼氏だとしたら許せ…
ないですね。絶対ムリです。
――断言しましたね(笑)。
前作を撮ったときは18歳で、当時は「アリですね!」とも言っていたと思うんですよ。「自分に対しての変態性だったらイイ!」とか。でも冷静に考えてみたら彼氏がヒーローという時点ですでに大変だし、そもそも自分のパンツを被る人と付き合いたくならないというか、今は「ナイ…よなあ」って。ちょっとキツイですねぇ。ごめんなさい、なんかリアルで(笑)。
――1年前のインタビューの際に好きな男性のタイプも伺っていまして。
えー! 私、なんて言ってました?
――「主夫になってくれる男性がタイプ」だと。
あ、全然変わっていないですね。自分が「ご飯作って待ってるね〜」というタイプではないので。
――「大らかで笑顔のある男性が好き」とも。
そうなんです。穏やかな男性がタイプで。わー全然変わっていないですね(笑)。
――今作では変態仮面=狂介のパワーアップした肉体美も注目されていますが、「変態仮面」のように肉体美系の男性は…?
絶対ムリです! ガタイの良い男性はムリ! 「男」って感じの人が苦手なんです。背が高くて色が浅黒くて筋肉質な人を見ると、ちょっと近寄りがたいと思っちゃう。どちらかというと自分が頼られたり可愛がりたいので、弱そうな人が良いです。あと、すごくおしゃべりで社交的なタイプも苦手です、ハイ。
――恋に落ちる瞬間はどんなときですか?
だいたい一目惚れです。見た瞬間、本能的に。だから早いですよ(笑)。「おはようございます」って挨拶して目が合った瞬間「……!(固まる)」みたいな。漫画みたいです。もう好き!って。
――直感力が鋭いんですね。
直感でしかないです(笑)。だから恋に関しては具体的なことが言えないんですよ。
撮影/川野結李歌 取材・文/片桐ユウ 制作/iD inc.
女優としての成長と、前作からのリベンジ。
――『変態仮面』実写化の2作目となる『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』。主要キャスト陣が再集結して、さらにパワーアップした変態仮面の活躍が描かれます。続編に出演が決まったときはどんなお気持ちでしたか?
ああ、ついに! って感じでしたね。1作目が終わった打ち上げで「2をやりたい」と盛り上がっていたので、あるだろうなと思ってはいたんです。でも時間が経ったので「どうなったのかな?」と思っていました。それが3年越しに本当に実現するんだという気持ちと…前作が終わった後に、自分は全然ダメだったなと反省していたので、また福田(雄一)監督に呼んでもらえると思っていなくて。なので「良かった〜!」と安堵したのが最初の感想でした。
――完成作をご覧になられた感想は?
めっちゃ面白かったです! コミック感とかが抜けて、ちゃんとしたヒーローモノっぽくなったというか。最後のほうとかもう、ツッコミどころを忘れて「変態仮面、頑張れー!」って応援したくなっちゃうくらい(笑)。コメディなんですけど、コメディ感がない。正統派ヒーローモノという感じがしましたね。最後までドキドキ感と一緒に楽しめました。
――「世界からパンティが消える」という衝撃的な展開の中、変態仮面=狂介とヒロイン・愛子の関係にも変化が訪れますね。
そうなんです。子どもだった愛子ちゃんが大人の女性になった感じはしましたね。か弱いだけじゃなくて、強気な部分や少し怒った感じとかも出てきました。
――愛子の役作りについて、意識されたところはありますか?
前作では、こういう動きをしようとか、こういうしゃべり方にしようとか外面のことばかり考えてしまって、感情が追いついていなかったんです。それに「面白いことを真面目にやるのが面白い」ということも全然分かっていない状況だったので、それが反省点でした。
――なるほど。それが今作では?
今作は衣装でお嬢様感は出ているし、前作から時間が経過してちょっと大人になったりもしていたので、とにかく真面目に真面目に、ストレートにお芝居しようと思って臨みました。
――清水さんの女優としての成長も愛子に込められている?
そう…ですね。自分の中にはリベンジ的な気持ちがありましたね。
恋に落ちる瞬間は、あくまで本能的に。
――ちなみに変態だけどヒーローというのは、彼氏だとしたら許せ…
ないですね。絶対ムリです。
――断言しましたね(笑)。
前作を撮ったときは18歳で、当時は「アリですね!」とも言っていたと思うんですよ。「自分に対しての変態性だったらイイ!」とか。でも冷静に考えてみたら彼氏がヒーローという時点ですでに大変だし、そもそも自分のパンツを被る人と付き合いたくならないというか、今は「ナイ…よなあ」って。ちょっとキツイですねぇ。ごめんなさい、なんかリアルで(笑)。
――1年前のインタビューの際に好きな男性のタイプも伺っていまして。
えー! 私、なんて言ってました?
――「主夫になってくれる男性がタイプ」だと。
あ、全然変わっていないですね。自分が「ご飯作って待ってるね〜」というタイプではないので。
――「大らかで笑顔のある男性が好き」とも。
そうなんです。穏やかな男性がタイプで。わー全然変わっていないですね(笑)。
――今作では変態仮面=狂介のパワーアップした肉体美も注目されていますが、「変態仮面」のように肉体美系の男性は…?
絶対ムリです! ガタイの良い男性はムリ! 「男」って感じの人が苦手なんです。背が高くて色が浅黒くて筋肉質な人を見ると、ちょっと近寄りがたいと思っちゃう。どちらかというと自分が頼られたり可愛がりたいので、弱そうな人が良いです。あと、すごくおしゃべりで社交的なタイプも苦手です、ハイ。
――恋に落ちる瞬間はどんなときですか?
だいたい一目惚れです。見た瞬間、本能的に。だから早いですよ(笑)。「おはようございます」って挨拶して目が合った瞬間「……!(固まる)」みたいな。漫画みたいです。もう好き!って。
――直感力が鋭いんですね。
直感でしかないです(笑)。だから恋に関しては具体的なことが言えないんですよ。
- 1/2
- 次へ
関連情報(BiZ PAGE+)