ロナウド氏が反撃に出た。元ブラジル代表の同氏は、ファビオ・カペッロ監督の批判に厳しく反論している。

カペッロ監督は先日、レアル・マドリー時代のロナウド氏について、6〜8キロのウェイトオーバーだったと明かし、同氏が減量のためのトレーニングを拒んだと明かしていた。

カペッロ監督は「彼とはとても素晴らしい選手だったが、グループにとってネガティブなリーダーだった。我々は1月に彼を放出し、チームの雰囲気は完全に変わったんだ。そして我々はバルセロナとの勝ち点9差を挽回できたんだよ。メディアでのインパクトは大きかったがね」と述べている。

これに対し、ロナウド氏は『Folha de San Paulo』で、次のように述べている。

「カペッロは、あの時代では素晴らしい指揮官だった。1990年代だね。レアルではすでに落ち目だった。モチベーションを与える力を失っていたんだ。実際、あのシーズン以降、彼はもう成功していないじゃないか」

レアルを去ってから、カペッロ監督はイングランド代表やロシア代表を率い、2010年と2014年のワールドカップに出場している。ロナウド氏は2002年から2007年までレアルに在籍し、127試合で83ゴールを挙げた。