レアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督は沈黙を保つことを選んでいる。だが、彼の進退に関する騒ぎはますます大きくなっているところだ。

クリスマスを家族と過ごすためにリヴァプールに戻った際に、ベニテス監督は再び空港で温かい歓迎を受けた。『Sexta』のテレビカメラは、すべてをとらえている。ベニテス監督は質問に答えることはせず、サポーターは彼に去るように勧め続けた。

ラージョ・バジェカーノ戦で10得点を挙げて大勝し、クリスマス休暇に入ったベニテス監督だが、ファンとの壊れた関係を修復するには至っていない。リーガエスパニョーラ再開となる30日のレアル・ソシエダ戦で、サンチャゴ・ベルナベウのサポーターは再び抗議する可能性がある。

クラブは動き続けている。クラブ会員には電話で監督解任についてアンケートを取り、後任候補はジョゼ・モウリーニョ、ジネディーヌ・ジダン、ジョゼップ・グアルディオラ、アーセン・ヴェンゲルとなった。現時点で有利なのはジダン氏とみられる。Bチームであるレアル・マドリー・カスティージャを率いており、『AS』によると、チームの重鎮たちからも支持されているという。2016年1月から、彼がレアルを率いる可能性もあるかもしれない。