俳優の山本耕史(38歳)が、10月25日に放送されたトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。女優・堀北真希(27歳)への“40通のラブレター”や“新幹線プロポーズ”の真相を詳細に語った。

今年8月22日に堀北と電撃婚した山本は、さまざまなメディアに「40通のラブレターで猛アタック」などと報じられていたが、これは少し話が違うのだという。山本によると、今年5月の舞台「嵐が丘」で共演した際に40通の手紙を渡したことは事実ながら、ラブレターとの話は否定。その内容は舞台経験の浅い堀北へのアドバイス的なものだったそうだ。

なぜ直接話をせずに、手紙にしたのか。それは堀北が毎日話すようなタイプではなく、また、難しい芝居に困っているように見えたため、「なにかあったらコソッと、こうやってみたいというのがあったら教えてね」と、舞台経験豊富な先輩として、仕事の話を手紙にしていたようだ。

しかし、途中で堀北には「もう手紙大丈夫です。普通に言えばいいじゃないですか」と言われたとも。ただ、家に帰ってから気付くことなどもあり、山本はその後も手紙にしたためて渡していた結果が40通超だったというのが真実で、「向こうが嫌なところ『受け取ってください』みたいなことでは全くない」。そして、そうしたやり取りが自然になっていったそうだ。

また、「堀北が乗りそうな新幹線の時間を探し、勘で乗り込み、偶然を装ってプロポーズした」などと伝えられ、ストーカーのような行動だとの声も上がった“新幹線プロポーズ”についても言及。

山本によると、堀北とはその前日に電話をしており、仕事で京都に何時頃入るという話もだいたい聞いていたという。そのため「この時間まで電話でしゃべっていて、明日これくらいの時間に入るとなったら、もう狙うところはこの辺しかない」と、堀北が乗りそうな新幹線の時間帯を推測。5本ほど候補の新幹線があったが、「『ひかり』とかはない」との判断で数本の「のぞみ」に絞り、勘で決めた「のぞみ」に東京駅から乗り込んだ。

そして、新幹線の中から堀北に「いま、どこ?」と連絡をしたところ、「いま、家出て駅に着いたところ」との返事があり、痛恨の乗り間違いを犯した――と思いきや、堀北は品川駅から乗るルートだったため、山本が乗っていた「のぞみ」はドンピシャ大当たりだったそうだ。

連絡を取り合いながら、「まあまあな変装」をして山本が乗っていることも堀北に伝え、座席で対面。このとき指輪を渡したのは事実ながら、それは婚約指輪ではなく、舞台終了の打ち上げで渡そうと思っていた(※重いかな…と思い渡さなかった)、もっと軽い指輪だったという。そのため「プロポーズではない」とのこと。ただ、「結婚したい」とは以前よりずっと言っていたそうで、結局この行動がきっかけになったことは間違いないようだ。

ちなみに、2人が初めて家の外へデートに出かけたのは「結婚してから」とのこと。また、山本がメディアに対して結婚についていろいろ語ってきたのは「彼女が聞かれるよりは、僕がやってたほうが、との思いもあって」だったが、「思った以上に叩かれた」と笑いながら語った。