STAP細胞の論文疑惑の小保方晴子(32)に、“号泣会見”を開いた元兵庫県・県議会議員の野々村竜太郎(49)。2014年、ニュースで話題になった2人は現在、何をしているのだろうか。「人の噂も七十五日」とはよくいったもの。すっかり忘れ去られた感があったが、このほど、両氏ともに久しぶりに話題になった。しつこく追いかけていたマスコミに対して「逆襲」したことが判明したからだ。

「人権侵害の限りを尽くした」(小保方)

 元理化学研究所(理研)研究員の小保方晴子氏は、渦中にあった2014年7月に放送されたNHKのドキュメンタリー番組「NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層」に対し、人権侵害を申し入れた。

 小保方氏は、

「違法な暴力取材を受けて負傷した」
「実験ノートや故・笹井芳樹氏とのメールが無断で使用された」
「客観的証拠もないまま不正なイメージを作る恣意的な編集があった」

 点などを訴え、「人権侵害の限りを尽くした」と主張している。

 なお、複数の論文について「コピペ問題」が取沙汰された小保方氏は、2014年12月、理研を依願退職の形で退職した。

 一方、野々村竜太郎・元兵庫県議は8月18日、詐欺などの罪で在宅起訴され、現在は「被告」という肩書きがついている。

 2014年7月に行われた「号泣」会見で一躍有名になった野々村氏。しかし、「ブレイク」のきっかけを作った号泣会見を報道したマスコミ各社などに対し、名誉毀損で神戸地検に告訴したのだ。さらに、自宅近くで取材攻勢をかけ追いかけたり、名刺を置いていったマスコミに対しても訴えを起こしているようで、告訴の対象はかなりの数になっているとされる。 ネット上の反応は、小保方氏の訴えについては「小保方さんの不正とNHKの人権侵害は別の話」など、同情の声も挙がっている。

 しかし、野々村氏の提訴に対しては、

「は?」
「記者会見してそれを報道したら訴えるってなんやねんw」
「不起訴は当然」

 などと、呆れムードだ。お騒がせな二人による逆襲劇は、どんな結果になるのか。

(取材・文/春山修司)