ヒラリー・スワンク

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1999年の公開映画『ボーイズ・ドント・クライ』でトランスジェンダー(性同一性障がい者)を演じて、アカデミー賞主演女優賞を受賞したヒラリー・スワンク。そんな彼女が、トランスジェンダーにとって現状はどう変わったか訊ねられると、"まだまだ先は長い"と答えていることがわかった。

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今では、同性愛者やトランスジェンダーを主役に据えた作品が増えつつあるものの、当時『ボーイズ・ドント・クライ』のような作品は、かなりリスキーかつ画期的な作品だった。偏見のせいでトランスジェンダーが殺害されるという、実際に起きた事件をもとにした問題作で熱演したヒラリーが、米トーク番組『Meredith Vieira Show』に出演。司会のメレディス・ヴィエイラの"トランスジェンダーにとって、社会はどのような進歩を遂げていると思いますか?"との質問に、ヒラリーは次のように答えている。

「映画の公開から15年も経っているから、前進したとは思う。でも、まだまだ先は長いわ。2015年になった今でも様々な問題に向き合わなければならなくて、"誰を愛するか押し付けるべきはない"と伝えなければいけない状況に、驚きを感じている」と、ヒラリーが期待するほど、社会は彼女が望む方向へ進んでいないようだ。

15年以上前の作品にもかかわらず、同性愛者とトランスジェンダーのコミュニティに大きな影響を与えた業績を称えられ、昨年ヒラリーは、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)を中心としたアウトフェスト・アワードで、賞を受賞している。(海外ドラマNAVI)

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