土屋礼央の「ざっくり聞くと」(第3回)〜流れ星「ライバルはドラえもん」〜
◇ライブツアーのDVD「維新」 4月24日発売
土屋: さて、流れ星さん、DVDが出るそうですね!
瀧上:去年のライブツアーのDVDなんですけど、4月24日発売です! タイトルは「維新」です! 是非みなさまお買い求め下さい。
ちゅうえい:お願いします〜、ん〜ガンダム♪
土屋:これはいつのライブを収めたものですか。
瀧上:去年の9月28日、有楽町朝日ホールの公演です。
土屋:ツアーの最終公演が収録されていますが、鮮度的にはどこがいいってあるんですか? 最終公演のほうが、こなれてていいんでしょうか。
ちゅうえい:新ネタばっかりなんで、熱があるのは一発目かもしれないです。ミュージシャンの方と同じかどうかわかりませんが、新曲だとあんまり歌詞が体に入ってないことってありませんか。
そういう時って、気持ちでカバーするじゃないですか。単独ツアーの一発目って、まだ正直なところネタが入りきってない時もあるんで、そういう部分をやっぱり気持ちでカバーするんですよね。
土屋:DVDとして記録に残るなら?
ちゅうえい:一番いい状態のものを残すとなると、やっぱりツアーで揉んでいって最終的に一番いい形になった最終公演ですね。
土屋:じゃあ、やっぱり最終公演が一番いいと。
ちゅうえい:そうですね。
土屋:芸人さんって、忙しくなるとネタ作りをするのも大変そうですね。どうしてるんですか。
ちゅうえい:しんどいと思いますね。
土屋:ミュージシャンは、そのへんは守られてるんですよ。
ちゅうえい:えっ!? 曲を作る時間ももらえるってことですか?
土屋:そうなんです。リハだけはやらせてくれとか、音楽事務所にいるとそういう部分は守られるんです。
瀧上:よく合宿とか、スタジオにこもったりされるじゃないですか。あれも事務所が?
土屋:そうですね。外部を遮断したり、環境を整えてくれたりします。
ちゅうえい:芸人は、隙間で作れって。
瀧上:普通にファミレスで作ったりします。
ちゅうえい:でも、逆にプレッシャーもありますよね。与えられた時間で作りきらないと。
土屋:そうですよね。「◯月◯日までに◯曲持ってこい」って言われたりする。
瀧上:「これだけ時間をあげたんだから作れるよな」ってことですもんね。
土屋:某グループは「10曲持ってこい」という言われたことに対して100曲持ってくって。そうやって相手にやる気を示すらしいです。
瀧上:でも、一人そういう人がいると大変ですよね(笑)。「あっちのグループは100曲作ってきたぞ」って言われちゃいますもんね。
土屋:(笑)DVDのジャケット写真もカッコイイですね。
瀧上:マネージャーの親友が有名カメラマンで、一度マネージャーが「ちょっと撮ってよ」なんて言ったら本当に撮ってくださって。それ以来毎年、ノーギャラで撮ってくれるんです。その方は、この仕事を罰ゲームって言ってるんですけど(笑)。
土屋:芸人さんのDVDのクオリティは年々高くなってますけど、これはすごいですね。
ちゅうえい:今は結婚しているのでそういうのはないんですが、昔、好きな女の子に一番カッコいいところを見せたい時は、DVDのジャケットを見せてました。どのシリーズもカッコいいんで。
土屋:こういうジャケット写真で見せる顔も、テレビとは違って全て自分たちでイメージしているんですか。
ちゅうえい:これはですね、全部カメラマンさんのイメージです。俺らはされるがまま。
瀧上:最初は僕らの希望も言ってたんです。でも、カメラマンさんに「今回はこういうタイトルでこういう感じなんです」って言うと、すごいダメだしの嵐。「そのタイトルじゃ絵が浮かんでこないんだよ」って(笑)。この方、本当に有名なカメラマンさんで、CMの撮影などで松井選手とかイチロー選手なんかも撮ってらっしゃる方なので。
ちゅうえい:僕ら、怒られるのがこわくなっちゃって。それに、毎回その方の言う通りにやるとかっこよくなるので、これは俺らが意見言わなくていいんだ、って(笑)。
瀧上:毎年、カメラマンさんと打ち合わせに入ると、タイトルまで決めてきてくれるんです。なので今回の「維新」というのも、そのカメラマンさんが決めたタイトルなんです。
土屋:そして、4月25日にはタワーレコード渋谷店で、DVD発売記念のトークイベントと握手会もあるそうですね。
瀧上:いよいよ…アイドルかっていう(笑)。
ちゅうえい:トークイベントがありまして、その時にDVDを販売するんです。で、DVDを買ってくださると握手会にも参加できる。
土屋:ファン層はどのあたりなんですか。
ちゅうえい:女子中高生、20代前半が多いですね。あとはうちの岐阜の家族。
瀧上:ありがたいことに老若男女、幅広い方が買ってくださいます。