◇「同級生だから、こいつだけには負けたくない」


土屋: 瀧上さんは、ちゅうえいさんのギャグをどう思っているんですか。

瀧上: 基本はつまらないと思っています。僕が作ったギャグはフリがしっかりしていて、オチもしっかりしているわかりやすいギャグなんですけど、ちゅうえいが作ったギャグはけっこうふわっとしているんですね。

結局、ギャグをやるのも子供たちの間で流行っていけばいいなと思っているからなんで、あまり意味不明なのをやってもなっていうのがどこかであるんですよね。子供たちや世間が真似しやすいのは、やっぱりわかりやすさが大事だと思っているので。

土屋:お二人は、お互いを認め合ってるというか、ライバルなんですか。

ちゅうえい:そうかもしれないですよね。高校の同級生なんで、友達スタートなんです。お互いをライバル、こいつだけには負けたくないという気持ちがあるかもしれませんね。俺は、瀧上をカッコいいと思います。

瀧上: ちゅうえいは、自分の作ったギャグは生き生きとやるのに、僕のギャグは最初イヤイヤやるんですよ。でも、それがウケると、気に入ってやるようになるんです(笑)。それはエライと思います。

ちゅうえい:それは…そうですね、「ウケてラッキー」って思います(笑)!

土屋:バンドもグループ内で曲を作っている、やっぱり自分の作った曲が採用されたほうが…(笑)。

ちゅうえい:そうか、いろんな人が曲作るパターンもありますもんね。

土屋:そうなんですよ。だからシングルを決める会議なんかになると、誰の曲が採用されるか、結構ギスギスした感じになりますよね(笑)。しかもそれが露骨に著作権に関係してくるので。

瀧上:ミュージシャンの場合はちょっと生々しいですよね。

ちゅうえい:俺らよりリアルですね。

土屋:例えば、シングルのA面が僕の曲だとして、B面に他の人の曲が入るとする。そうすると、A面の曲でヒットしても、権利は半々ですから。

ちゅうえい:複雑だ…! 理想はA面もB面も自分の曲が選ばれることなんですね。ちょっとそのアルバムの選曲会議、定点カメラで見させてもらってもいいですか(笑)。

土屋:誰が曲を作るってはっきりと決まってるグループじゃないと、結構ギスギスしちゃうと思います。で、それが解散の理由になったりして(笑)。

ちゅうえい:現実的!

◇はたしてギャグは、文字だけでも面白いのか?


土屋: さて、この記事を読んでくれている方のために「はたして流れ星のギャグは、文字だけでも面白いのか?」って実験をしてみたいのですが、いかがでしょう。

瀧上: いいですよ! 

土屋:ちなみに、文字だとどちらが作ったギャグがウケると思いますか。

瀧上:明らかに僕じゃないですか? 絶対そうですよ! 明らかに僕の作ったギャグですよ!

ちゅうえい:そうですかぁ!?  俺じゃないですかねぇ。

土屋: では、まずはちゅうえいさんのギャグです。

ちゅうえい:「セッセッセーのプリン♪プリン♪プリン♪…おすそわけ」

瀧上: 僕の作ったギャグもお願いします。

ちゅうえい:「わー猪が来たーガシ!ガシ!ハッピーバースデー♪」

瀧上: だから、僕の作ったギャグお願いします。

ちゅうえい:「分度器♪かまぼこ♪やさしいかーたーちー♪」

瀧上: それ、僕の作ったヤツじゃないです。

ちゅうえい:はっはっはっはっ!

瀧上: なに笑ってんだよ!

ちゅうえい:おっちょこ♪

土屋: では瀧上さんのギャグ、お願いします!

ちゅうえい:「底辺✖高さ÷プリン♪」

瀧上: それ、俺の作ったギャグじゃないから! このくだり長いよ! 僕の作ったギャグ、お願いします。

土屋: お願いします!

ちゅうえい:「位置について、よーい、スフィンクス!」

土屋: ………(笑)。さぁ、読者のみなさん、このギャグを文字で見てどうですか?

ちゅうえい:あんまおもしろくないですよね?

瀧上:いや、おもしろいだろ! お前が言うな!

ちゅうえい:俺のギャグ、もう一発やります?

瀧上:もういいよ!

土屋:さてみなさん、あくまでも文字づらだと、どれが面白かったですか? スタッフには「底辺✖高さ÷プリン♪」が好評ですね。瀧上さんの方は勢いだけじゃなくて、考えられてる気がする。「位置について、よーい、スフィンクス」もポーズが想像できていい。僕、理系なんですけど…。

瀧上:まさに漫才もそうなんです。文系漫才、理系漫才って言いかたしてるんですけど、僕も理系漫才なんですよね。

土屋:オチを決めないと先に進めないっていう。

瀧上:すごくわかります! 

ちゅうえい:あれ? プリンって、もしかしてみんな食べるプリンだと思ってるんですかね?

土屋:違うんですか?

ちゅうえい:違いますよ!

瀧上: じゃあ、俺の作った「スフィンクス」ネタと、ちゅうえいの作った「底辺×高さ÷プリン」を、動画で載せてみましょうよ。

ちゅうえい:動画で!? 

土屋:きっと読んでいるみなさんも、動画を熱烈に希望していることでしょう!

ちゅうえい:えっ!?

瀧上: いいから、動画撮るから!



土屋: そっちのプリンか! 想像以上に破壊力があった!

ちゅうえい:そうなんですよ。デザートのほうじゃないんです。

土屋:続いては、瀧上さんのギャグです!



瀧上:やるスペース考えろよ!

ちゅうえい:ドジだからなぁ。

土屋: やはり動画の方が伝わりますね!

ちゅうえい:そうですね。

瀧上: 当たり前ですけどね!