さて、波瑠は1991年6月17日、東京・足立区生まれの23歳。今年、年女だ。
 「幼い頃からハーフっぽい顔立ちだったそうですが、純粋な日本人です」(芸能関係者)

 '04年、中学1年の時にプロモーションビデオのオーディションに合格して芸能界入り。
 '07年、ティーン向けのファッション誌『セブンティーン』の専属モデルとして活動を始めた。
 「3年ほど全く仕事がない時期がありましたが、歯をくいしばって耐えました。『セブンティーン』では、南波瑠という名前を使っていました。その後、'12年4月からこの3月まで『non-no』の専属モデルを務めていましたが、今度の朝ドラ出演を機に卒業。女優に専念することを宣言しました。並々ならぬヤル気を見せています」(大手出版社幹部)

 女優デビューは、'06年のWOWOWドラマ『対岸の彼女』。'10年には『マリア様がみてる』で映画初主演を果たした。
 芸能界でのキャリアは10年。これまで『救命病棟24時』('13年フジテレビ)、『いねむり先生』('13年テレビ朝日)、『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』('14年テレビ朝日)、『ごめんね青春!』('14年TBS)など多くのドラマや映画、CMに出演してきている。
 「その中でも、最も印象的だったのが伊集院静原作の『いねむり先生』です。彼女はこの中で伊集院氏の妻でもあった故・夏目雅子を演じたのですが、目が澄んでいて仕草が夏目にそっくりでした。“平成の夏目雅子”と思った視聴者も多くいたはずです。それくらいキラキラしたオーラがありました。伊集院氏も“雅子そっくり”と言ったという伝説がありました」(前出・常山氏)

 これまで連ドラでは4・5番手というポジションだったが、朝ドラでメーンを張ってハジける可能性が大きくなった波瑠。
 「確かに、これまでは主役のライバルや恋人役を演じて“引き立て役”が多かった。にもかかわらず、ドラマや制作スタッフの評価が非常の高いのは、どんな役柄でも腐ることなく真剣に演技に取り組んできた姿を彼らが見てきたからだと思います」(芸能関係者)

 そう、NHKの力の入れようもハンパじゃない。
 「本来なら3月30日スタートの『まれ』の宣伝に力を入れるべきでしょう。このところ、『まれ』のヒロイン・土屋太鳳のテンションは下がりっ放しのようです」(芸能レポーター)