インテル不振でバカにされた少年、再び勝利を懇願「もう言い訳できない」

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 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、4日に行われたセリエA第29節でパルマと対戦。破産通告を受け、リーグ戦では最下位に沈むパルマを相手に1−1で引き分け、観客たちからの激しいブーイングを浴びていた。

 この試合で注目を集めたのが、インテルのユニフォームを着た金髪の少年フィリッポくんである。2012年2月17日に本拠地サン・シーロで行われたボローニャ戦で、当時9歳だったフィリッポくんは「勝ってくれる? じゃないと僕はまた学校でバカにされるんだ」と書いたボードを掲げ、その切実に訴える姿が話題となっていた。

 当時、クラウディオ・ラニエリ監督が率いていたチームは7位と苦戦。しかし、現在のインテルはそれを下回る10位に低迷し、ヨーロッパリーグ出場権獲得が厳しい状況だ。そこで3年が経った今、再びフィリッポくんが立ち上がる。

 パルマ戦に足を運んだフィリッポくんは、「勝利と安定。これはアドバイスだ!」と掲げると、「僕はまだあと6年も学校に通うんだ。もうみんなのことをどうやって言い訳したらいいのか分からないよ」と訴えた。

 残念ながらフィリッポくんの願いは叶わず、インテルは引き分け。ロベルト・マンチーニ監督も危機感をつのらせ、休日を返上してトレーニングを実施している。チームは、小さなインテルファンの期待に応えることができるのか。インテルは次節、アウェーでのヴェローナ戦を経て、ホームでの“ミラノ・ダービー”を迎える。