石原さとみ主演の「進撃の巨人」も配信へ「dビデオ」が「dTV」に進化で目指したのは圧倒的なプレミアム
そして2015年の今年、さらなる進化を発表した。
2015年4月2日、エイベックス通信放送とNTTドコモは共同でカンファレンスを開催、その中で4月22日より「dビデオ」の名称を「dTV(ディーティービー)」に変更すると発表した。月額料金の500円(税別)はそのままとなる。
●「dTV」では3つの進化を遂げる
3つの進化により、dTVは新しいサービスへ変貌していくという
4月22日から名称を変更し、新しい映像チャンネルとなる「dTV」では、3つの進化が行われる。
・ザッピングUIの搭載
アプリを起動するとすぐに映像が流れだし、さながらテレビ番組のような気分で映像を選ぶことができるようになる。
流れる映像は、映画などの予告編となり、ユーザーが意識せずとも「dTV」側で分析したおすすめコンテンツを流す。
これにより、ユーザー側からは「お、見逃していた面白そうな映画だ」と気づいてもらえるようになる。
・視聴デバイスの拡充
4月22日より、「dTV」や「dアニメストア」をテレビで楽しめる専用STB(セット・トップ・ボックス)の「dTVターミナル」(6,980円 税別)を発売する。
専用リモコンも付属し、テレビのように「dTV」を楽しめるようになる。機械に詳しくない人でも安心して映像コンテンツを楽しめるとしている。
ちなみに、「dTVターミナル」の発売にあわせて、「dTVターミナル」を購入し「dTV」でデバイス登録すると、先着30万名に「dTV」専用のレンタルクーポンを毎月1枚(500円相当)最大14か月プレゼントする「dTV×dTVターミナルスタートキャンペーン」も実施されるそうだ。
月額500円x14ヶ月分として、7000円となるため「dTVターミナル」の割安感に繋がりそうだ。
Chromecastとは違いスマホを必要としない「dTVターミナル」は4月22日発売予定
・プレミアム作品の拡充
多彩な「dTV」向けプレミアム作品を配信するとのこと。
・イタリアの巨匠 ジュゼッペ・トルナトーレ氏のdTV向け作品(代表作:ニュー・シネマ・パラダイス、海の上のピアニストなど)
・紀里谷和明氏が監督するハリウッド作品 (代表作:CASSHERN、GOEMONなど)
・アニメタイムズ社から提供を受け多彩なアニメコンテンツの拡充
・エイベックスの強みとなる音楽やライブ映像配信
などである。
さらに、会場内にてサプライズ発表されたのは、石原さとみさん主演のdTVオリジナル「進撃の巨人」を8月より配信する。その制作発表会も同時に行われ、出演者によるトークなども開催された。
料金を据え置きのまま、新しい映像体験を提供してくれる新生「dTV」はお得感をとても感じる。
ぜひとも今後の成長に期待したいものだ。
・dTVホームページ
布施 繁樹