気づいたらやせていく! “脳をだます”簡単ダイエット法

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春の空気にワクワクする気持ちの高まりを感じつつも、「そろそろやせないとマズい・・・」と内心焦っている方も多いのではないでしょうか?

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しかし「これまでの怠惰な生活スタイルをいきなり変えるのは嫌だから、できるだけ運動したくない」、「年度末、年度初めでダイエットに割く時間がない」という、要するに”楽してやせる方法”を模索していて、気づけば夏・・・なんてこともありえます。

そんな面倒くさがりな方にピッタリのダイエット法が、実は存在するのです。

■なんで太ってしまうのか、単純な理由

あなたは毎日どれくらいのカロリーを摂取していますか?1度、あなたが1日で必要なカロリーを計算してみてください。

計算方法はとっても簡単!まずは「身長(m)x身長(m)x22」で、あなたの身長での標準体重を算出します。筆者は160cmなので、1.60×1.60×22=56.32kgが標準体重です。

これに25〜30をかけたものが、1日に必要なカロリーになります。なので、筆者が人体の機能を維持するために必要なのは1408kcal〜1689kcalなるのです。

しかし、太っていると感じる人はこの必要カロリーを超えて摂取している可能性があります。
必要な量を超えたカロリーをとりつづけると、脂肪となって溜まっていくのです。

間食でついお菓子に手をのばしちゃっていたり、毎回満腹になるまでごはんを食べていたりすると、超えてしまっている可能性大!コンビニごはんで済ましている方や外食が多い方も注意する必要があります。

しかし、コンビニや外食と違い、食べ過ぎはなかなか改善しづらいもの。どんなに我慢していても「気づいたら食べちゃってて・・・」という方も多いはずです。

実はそれ、あるものをコントロールすれば改善されるのをご存知でしょうか?。

■脳を騙して、「気づいたらやせている!」を目指そう

実は食べすぎてしまうのは、脳と関係があったのです。脳の”満腹中枢”は、食事中や食べてすぐには働きません。

そのため、すでにお腹いっぱいの食事をとっていたとしても、「なんだか、まだお腹がすいている気がする・・・」感じてしまい、さらに食べてしまうのです。

なので、脳を騙すことが、自然とやせる体を作る鍵になります。

では一体、どうやって騙していけばいいのでしょうか?

1. 食事前に、一粒のチョコや飴を

脳は血液中の糖の量で満腹や空腹を判断しています。つまり、空腹時というのは、血液中のブドウ糖の量が減っている状態なんです。

ですから、食事前の30分前を目処にして、チョコや飴など糖を含むものを少しだけ摂るようにしましょう。

食事してから20分前後で、脳の満腹中枢は「お腹がいっぱいになった」という指令を出し始めますから、血糖値を早めにあげておけば、食べ過ぎを防ぐのにつながります。

特に朝は空腹感もありますし、血糖値も1日のうちでもっとも低くなっているので、はちみちなど甘い物を積極的にとりましょう。

2. お昼ごはんは、14時台に!

私たちの体は”習慣”で出来ています。

起きるタイミング、食事するタイミングなど、脳がどういったペースで生活しているのかを覚えているのです。消化機能などから考えて、私たちにベストな食事感覚は6時間。

ですが、あさごはんからランチのタイミングが早すぎる人が多いよう。
これでは消化しきれずにまた食べることになり、満腹中枢にもあまりいい影響を及ぼしません。

できるだけ6時間は空いた14時あたりにランチをとることで、脳に食のリズムを覚えさせ、満腹中枢を正常に機能させるようにしましょう。

このタイミングは、脂肪をため込むのを助ける性質がある”BMAL1”が一番少ない時間帯でもあるので一石二鳥ですよ!

■「体を無理させていないか」を一番に考えて!

ダイエットできないのは、意志ではなく、脳が影響していたのです。上手にコントロールできていないと、ついお菓子に手を伸ばしてしまうというのを繰り返しかねません。またダイエットとリバウンドを繰り返すと、体を壊すことも考えられます。
一番いいのは、自然とダイエットができている体質に変化させてしまうこと。そのためにも、まずは脳を騙して変えていきましょう。脳が変われば、やせる習慣が当たり前になり、気づけば理想のスタイルをゲットできちゃうはず!