「エイプリルフールズ」で共演した寺島進と浜辺美波

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古沢良太と石川淳一の「リーガルハイ」コンビが初めて映画でタッグを組んだ「エイプリルフールズ」が、4月1日から全国で公開される。古沢にとって「キサラギ」以来となるオリジナル脚本作で、戸田恵梨香を筆頭に松坂桃李ら27人の豪華俳優が出演。7つの嘘を軸に展開されていくストーリーのなかで、「不器用な誘拐犯」パートで共演した寺島進と浜辺美波に話を聞いた。

寺島が今作で演じるのは昔気質のヤクザ・宇田川勇司で、浜辺扮する小学生の少女・理香を誘拐するという設定。目撃情報は多数、あまりにも雑で不器用な犯行であるばかりか、身代金の要求もしなければ脅しもしない。理香の母・絵里子(山口紗弥加)は犯人の似顔絵を見て驚がくする。

「映画館でしか見られないエンタテインメントを!」をモットーに製作された今作は、登場人物たちが何気なくついた嘘が嘘を呼び、各所で大騒動を巻き起こす古沢脚本の真骨頂ともいえる作品だ。寺島は、脚本を読んだときのことを「よく出来ているなあって感じましたよ」と舌を巻く。そして、「数年前にある番組で古沢さんの本を読んだとき、『こんなに読み応えのある台本を久しぶりに読んだな』って感じて、すぐに名前を覚えたんだよ。今回にしても古沢さん、さすがだなあと思いましたね。素晴らしいよ」と称えた。

第7回「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞を受賞した浜辺は、現在14歳。古沢の脚本は、「すごく面白かったです! 最初の方だけだと、どこがどうつながっているのか分からなかったのですが、最後にようやく理解できて、読んだ後にしみじみとストーリーが浮かんでくるようなお話でした」と大きな刺激になったようだ。

実年齢にして37歳差。浜辺の「最初はすごく静かな方だと思ったんです。それが、すごく話しかけてくださって、笑顔を投げかけてくださいました。お父さんって感じでした」という言葉が全てを物語っている。寺島も「かわいくてしょうがねーんだもん」と笑い、「俺はどんな俳優さんでも、女優さんでも、青写真で人を見ないんだよね。美波ちゃんは俺と違ってとても品があるいい子だなあ、透明感のある子だなあと思ってさ。いい印象しかないよね」と穏やかに語った。

浜辺の緊張を和らげようと手を尽くす寺島は、2010年に第1子となる女児が誕生し、6月の誕生日で5歳になるという。実子の誕生が演技に多大な影響を及ぼしたようで、「台本を読んでいても親子関係の話になると、ちょっと感情移入の仕方が深くなったよね。読み込む想像力も大きくなったし。俺自身、感情表現が派手な方なんだけど、子どもができてからより上がったかな。良い意味でも、悪い意味でもね」と明かす。

身振り手振りを交えながら話す寺島の横で、笑顔を絶やさずに座る浜辺は今後、どんな女優になっていきたいのか聞いてみた。この時ばかりはキリリとした面持ちで、「私がオーディションを受けたのは、長澤まさみさんがきっかけだったんです。長澤さんみたいにキラキラして、しっかりと自分の演技をして、いつか頑張ったなと思える日が来たらいいなと思っています」と誓った。相槌を打ちながら聞いていた寺島が「大丈夫だよ!」と激励したのは、言うまでもない。

「エイプリルフールズ」は、4月1日から全国で公開。

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