エドツワキ氏と浜田敬子氏

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3月28日にオープンした東京都・恵比寿の映画館「YEBISU GARDEN CINEMA」で開催中の特集上映「ガーデンシネマが愛した、監督たち。作品たち。」で、イラストレーターのエドツワキ氏と「AERA」編集長の浜田敬子氏によるトークイベントが行われた。

ミニシアターの草分け的存在として知られ、2011年1月に休館した「旧・恵比寿ガーデンシネマ」によく通っていたというエド氏。同館で上映された映画で思い出の作品を問われるとポール・トーマス・アンダーソン監督の「パンチドランク・ラブ」を挙げ、「試写も、本上映もここに見に来ました。Fワードを言わせたらフィリップ・シーモア・ホフマンの右に出るものはいない」と懐かしんだ。

この日はアキ・カウリスマキ監督の「過去のない男」が上映され、エド氏は「(作品の)“間”が病み付きになる。星新一のショートショートのようなミニマリズム、シュールな感じに通ずるものがある」とカウリスマキ監督の作風の魅力を語った。

同館はデートスポットとしても知られるが、エド氏は「(女性と映画を)共有できるかが『踏み絵』になる。上から目線でごめんなさい(笑)」とこだわりを語る。浜田氏は「90年代は、ここでしかやっていない作品があって、ここで映画を見ると人とちょっと違うと感じられた」と話し、「自立した女性が休日に一人で来て好きな映画を見られる映画館という印象があった」と振り返った。

「YEBISU GARDEN CINEMA」オープニング記念特集上映「ガーデンシネマが愛した、監督たち。作品たち。」は、「旧・恵比寿ガーデンシネマ」で上映され、人気を博した「マッチポイント」「ローズ・イン・タイドランド」「ロッタちゃん、はじめてのおつかい」「ゴーストワールド」「扉をたたく人」「過去のない男」の6作品を紹介する。4月3日まで。

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