オーストラリアを代表する俳優として知られるラッセル・クロウ/写真:SPLASH/アフロ

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ラッセル・クロウはオーストラリアの最も偉大な輸出品の一つとも呼ばれ、同国を代表する俳優の一人として切手に印刷されたことさえあるのに、オーストラリアの国籍を持っていなかったことが判明した。

【写真を見る】実際にはオーストラリアの国籍を持っていないという/写真:SPLASH/アフロ

ガーディアン紙が伝えるところによれば、4歳の時にニュージーランドからオーストラリアに移住したラッセルは、自ら「故郷」と呼んでいる国から2度も市民権の取得申請を却下されたらしい。

1度目の申請は2006年で、2度目は2013年だというから、いずれもラッセルが大物俳優と呼ばれるようになってからの話だ。2001年に国籍取得に必要な条件が変更されてからはどうしても市民権が取得できないという。

「どれほど長くオーストラリアに住んでいようと、2000年から2002年の間のほとんどの期間、国内で過ごしていないと市民権が取れない。ちょうど仕事であちこち飛び回っていた時期だったからね」とラッセルは語っている。

生まれた国はニュージーランドとはいえ、ラッセルは常に自分はオーストラリア出身の俳優だと思ってきたそうで、「僕はオーストラリアの国宝的人物50人の1人に選ばれたこともあるし、オーストラリアの切手に顔写真が使われたこともある」

「オーストラリア人以外で切手になったのは僕だけだよ。もちろん、エリザベス女王以外の人物でね」とラッセルは話している。【UK在住/ブレイディみかこ】