爆笑問題から熱烈なキスを受けたテリー・ギリアム監督

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鬼才テリー・ギリアム監督が最新作「ゼロの未来」のプロモーションのため約5年2カ月ぶり5回目の来日を果たし、3月27日、東京・渋谷区のYEBISU GARDEN CINEMAで会見を行った。会見には、前回来日時にも対談した「爆笑問題」の太田光と田中裕二が出席し、トークイベントに臨んだ。

壇上に太田と田中が現れると、ギリアム監督は「5年前におふたりから頂いた作務衣を頂いて、すっかり作務衣コレクターになって、気持ちは日本人です」と大喜び。英コメディ集団「モンティ・パイソン」のメンバーであるギリアム監督だけに、「僕はシリアスな映画作家なんです。もうコメディアンじゃないから、あなたたちと一緒にしないでください!」などハイテンションな会話の応酬で、終始会場を沸かていた。

田中が「ギリアム監督のボケは太田の感じに似ている」と評す通り、2人は丁々発止のやり取りでイベントを盛り上げる。「ゼロの未来」について、太田が「中身がわかりにくい、相変わらず」と毒を吐けば、ギリアム監督は「その通りです」とジョークで返した。そしてギリアム監督が「僕のキャリアは日本にかかっています!」と続けると、太田は「じゃあ、日本アカデミー賞狙うとか!」と茶々を入れていた。

一方でギリアム監督は、以前太田に映画製作のアドバイスをしたことに触れ、「あれから5年ですが、何も起きていないんですか?」と反撃。太田が「(映画の)企画が通らないんですよ。アメリカの会社に売り込んでください」とねだると、ギリアム監督は大きくため息をつき「とても残念です。映画ビジネスはワンチャンスしかない。でももう失敗しているから無理ですね」と無下に断り、会場の笑いをさらっていた。

またイベントでは、登壇陣が前屈、利きジュース、ストップウォッチ止めといった、「ゼロ」にちなんだ3本勝負で対決したが、太田とギリアム監督はゲームそっちのけでボケ合戦を展開。特にギリアム監督はルール無視の大暴れで、太田は「モンティ・パイソンやっているみたいで楽しい」と喜んだ。トータルの結果はギリアム監督の勝利で、爆笑問題の2人からキスを受けることに。嫌々ながらもほほに口づけした田中は、「おじさん3人でキスって何? 誰も喜ばない!」と絶叫していた。

「ゼロの未来」は、「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」に続き、近未来世界を舞台に人間の存在意義と生きる目的を謳いあげるヒューマンドラマ。5月16日から東京・YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほかで公開。

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