「ダライ・ラマ14世」の一場面(C)Buenos film/Taikan USUI

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1989年にノーベル平和賞を受賞した、チベット仏教の最高指導者を追ったドキュメンタリー「ダライ・ラマ14世」の予告編が公開された。

本作ではチベット亡命政府のあるインドのダラムサラと、いまもチベットの伝統と風習が受け継がれるラダックへの取材を敢行。脈々と受け継がれるチベット仏教の教えと、その源流であるダライ・ラマの存在、そして亡命後にダライ・ラマ法王14世が人々と作り上げてきたものを浮き彫りにする。

写真家の薄井大還氏が、1991年に法王のポートレイト撮影を許可されたのが縁で、2007年の法王来日時に薄井氏と息子の一議氏がオフィシャルのスチル、ムービー撮影を担当。チベット亡命政府からドキュメンタリー作品製作の了承を得て、光石富士朗を監督に迎え、足かけ6年の歳月をかけて作り上げた。

予告編では、来日時の映像とともに、非暴力と心から生まれる平和を訴えるダライ・ラマ14世の姿が映し出される。そのほか「今まで交際した女性の数は?」「本当の平和とは?」など日本の一般の人から寄せられた素朴な質問や、五体投地で祈りを捧げるチベットの人々の姿も紹介している。

「ダライ・ラマ14世」は6月、ユーロスペースほか全国順次公開。

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