ジェシカ・ラング

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ハリウッド随一のヒットメーカー、ライアン・マーフィーが製作総指揮を務めるスタイリッシュな新感覚ホラー『アメリカン・ホラー・ストーリー』。本作に4シーズンにわたって出演し、シーズンごとに異なるキャラクターを演じてきたオスカー女優のジェシカ・ラングが、同シリーズを降板することを明らかにした。英Digital Spyが報じている。

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TV映像の祭典、ペイリー・フェスト(PALEYFEST)に出席したジェシカは、今年10月に放送予定の新シーズンについてたずねられ、「私はもう上がるわ」と明言した。「素晴らしいシリーズだった。4人のキャラクターたちを心から楽しんで演じたわ。すべてがクレイジーだったけど、脚本家たち、ライアン、熱狂的な収録現場が大好きだった。ニューオリンズでの撮影、ストーリー、すべてが大好きだったわ」と述べ、充実した4年間を振り返った。

本シリーズは、シーズンごとに時代、ロケーション、物語をがらりと変え、同じレギュラー陣がまったく違うキャラクターを演じわけるという斬新な手法で人気を集めてきた。その中で、ジェシカはシーズン1『呪いの館』では館の元住人コンスタンス役で、ゴールデン・グローブ賞とエミー賞の主演女優賞をダブル受賞。続いてシーズン2『精神科病棟』ではシスター・ジュード役、シーズン3『魔女団』では最高位の魔女フィオーナ役、そして1月に終了したシーズン4『Freak Show』では見世物小屋の女主人を演じ、各アワードのノミネートの常連となった。しかし、昨年秋からシーズン4でシリーズ"卒業"を示唆し、マーフィーが再三説得に当たるも、やはり降板の意志を翻すことはなかったようだ。

またペイリー・フェストでは、ジェシカと入れ替わりに番組に加わる新たなキャスト・メンバーが紹介された。ホテルをテーマにした新シーズンには、シーズン4にもゲスト出演した『ホワイト・カラー』のマット・ボマー、そして『Glee』でダスティン・グルースビーを演じたシャイアン・ジャクソンがレギュラー入りするという。すでに同シーズンには、著名歌手レディー・ガガの出演も決まっている。ジェシカの不在は惜しまれるが、個性的なキャスト体勢で臨む新シーズンに大きな期待が高まりそうだ。(海外ドラマNAVI)

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