塩焼きがパサつくのは、「塩のふり方」が原因だった!?

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ふっくらと焼くのが意外と難しい魚の塩焼き。もうパサついたものは食べたくない! というあなたに、『オレンジページ 4/2号』より、目からウロコの料理ワザをご紹介します。

さばの塩焼きなどがパサついてしまう原因のひとつに、じつは「塩」のふり方があるってご存じでしたか? 味つけや臭み消しのために必要な塩ですが、じつは水分が抜けすぎて身が固くなってしまうことも。

では、どうすればいいのかというと……塩ではなく、「塩水」をふればいいんです! これだけで、焼く前の魚は水分がたっぷりたくわえられた状態に。もちろん、生臭さもきっちり抑えられますよ。

編集部の試作では、皮のパリッと感と中のジューシーさとのギャップに驚きの声があがっていました♪


さばの〈ふっくら〉塩焼き

材料(2人分)

さばの切り身(骨つき)    2切れ(約250g)
大根おろし、青じその葉    各適宜
塩 サラダ油

1さばに塩水をからめる

さばはペーパータオルで血や水けをしっかり拭き取り、皮目に深さ1cmの切り込みを1cm間隔で7本入れる。水大さじ1と1/2に塩小さじ1を溶かしてさば全体にからめ、20分おいて水けを拭く。

2さばを焼く

[魚焼きグリルで焼く場合]
皮目を下にして中火で3〜4分焼き、裏返してさらに3〜4分焼く(両面焼きの場合は皮目を上にし、上下を返さず3〜4分焼く)。

[フライパンで焼く場合]
フライパンにサラダ油小さじ1を中火でかるく熱し、さばを皮目を下にして入れる。弱めの中火で、ときどき身の厚い部分をフライパンの縁のカーブにそわせながら、7〜8分焼く。途中、出てくる脂をペーパータオルで拭き取る。上下を返してさらに2〜3分焼く。

3器に盛る

さばを器に盛り、青じそと水けを絞った大根おろしを添える。

(1人分266kcal、塩分2.0g)


王道の魚おかずを上手に作れると、ちょっぴり自信がつきますよね。

今号では、ど定番の魚おかずから、食べごたえ満点の新作メニューまで、渾身のレシピがずらり! 後片づけで楽をする方法もご紹介しているので、ぜひ試してみてくださいね。
(編集・河合)