熱心に法改正を呼びかける益戸

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 2012年以降は芸能界から遠ざかり、沖縄県・石垣島で“ナチュラリスト”として活動している「高樹沙耶」こと益戸育江(51)。彼女が同地に作った宿泊施設「虹の豆 浮世離れ」が2月20日にオープンしていたと、3月18日発売の『週刊新潮』が伝えている。

 2012年には大麻草検証委員会の幹事になったことをブログで公表。大麻の普及活動に励むようになった高樹は、現在は大麻研究家で“パートナー”と称する森山繁成氏(57)らと施設の運営に勤しんでいるという。

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「アンチエージングには最高の植物」

 1983年公開の映画『沙耶のいる透視図』の主演女優として映画デビューした高樹。女優業の傍ら、私生活ではシンガーソングライターの中西圭三と結婚・離婚や、フリーダイビング競技に挑戦したことも注目を集めた。2007年には、千葉県南房総に建設した「エコハウス」にて自給自足の暮らしを始め、テレビ番組で自慢の自宅を紹介した際には、ピザ釜を使ってピザをふるまうなど、ナチュラルな暮らしぶりが話題となった。

「2008年には芸名の高樹沙耶から、本名の益戸育江名義で活動すると公表しました。益戸は人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)に、水谷豊演じる杉下右京の元妻・宮部たまき役でシリーズ当初から出演していましたが、2011年10月放送の第1話で『お遍路にでも出ようかしら』という謎の理由を説明し、ドラマ内から姿を消すことに。その後、益戸は南房総から石垣島に移住していたことが一部報道で明らかとなりました」(芸能ライター)

 そして大麻草検証委員会の幹事となったことを表明した2012年7月のブログでは、大麻との関わりについて、

「正直申し上げます、私の海外の経験で知りました。18才ぐらいに初めて知り、時おり食べたり吸引しましたが、しっかり税金も払い普通の社会生活もしてきました、素潜り53メートルとか時々おかしな行動もありましたが、誰かに迷惑をかけたでしょうか???」

 と告白。さらには、

「私個人の感覚からしましては、お酒、たばこ、チョコレートよりも安心で安全で多幸感を得られる、そしてアンチエージングには最高の植物だと信じております」

 などとつづり、メディアやネット上は大騒ぎに。またデビュー以来所属した芸能事務所『オスカープロモーション』を退社し、表舞台から消えた後はTwitterなどでもスピリチュアルな発言が目立つようになっていった。

「男女の関係でもあります」

 そんな益戸はこのたび、石垣島に宿泊施設をオープン。宿泊用のコテージ2棟、マッサージ用の建物が1棟ある施設で、宿泊料金は1棟1泊3万2400円だという。

 益戸は『週刊新潮』の取材に対し、

「一時、思考をストップして、食事もガツガツとせず、心と体を裸にして急速して欲しい。特に物の溢れた時代しか知らない私と同世代やそれ以下の年代の方に、自然と触れ合っていただきたいですね」

 と、コメント。露天風呂はあるものの、食事付ではなく、カフェで飲み物を提供しているのみだとか。

「しかし“大麻賛美”と同様に問題視されているのが、パートナー・森山氏との関係。森山氏は既婚者ですが、2012年の同誌の直撃に対して、益戸は『私の自宅で寝泊まりしていますし、もちろん男女の関係でもありますよ』と回答しているんです。大麻、そしてセックスを想起させる言葉が益戸の口から出たことにより、関係者は完全に『もう芸能界には戻れないだろう』と話していたものです」(週刊誌記者)

 東京、そして芸能界から遠く離れて、果たして益戸は何を見つけたのだろうか。

(取材・文/恩田サチコ)

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