今夏のクランクインを目指す「IT」写真提供:アマナイメージズ

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米ワーナー・ブラザースが、スティーブン・キングの傑作長編「IT」の映画化プロジェクトを、今夏のクランクインを目指して進めている。しかし、監督と共同脚本を務めるキャリー・ジョージ・フクナガ(「闇の列車、光の旅」「ジェーン・エア」)は、同作の核となる恐怖のピエロ、ペニーワイズを演じる俳優をまだ探している最中だという。

1986年に発表された「IT」は、幼い頃に体験した得体の知れない恐怖(IT=それ)と再び対峙するべく、故郷の町に戻ってきた7人の主人公の姿を描いたホラー小説。原作は幼少期と大人になってからの2部構成となっており、映画もそれに対応するかたちになるようだ。

「IT」の劇場映画化は今回が初めてだが、90年に米ABCが制作したミニシリーズがある。そして同ABC版でティム・カリーが演じたペニーワイズは、見る者すべてをピエロ恐怖症(英語でcoulrophobiaという)にさせるほどの強烈なインパクトがあった。

フクナガは、ブラジル紙O Globoとの最近のインタビューで、現在もペニーワイズを演じるべき完璧な俳優を探し求めていることを明かしている。それに対して、映画サイトや映画ファンがそれぞれのキャスティング案を挙げているが、どうやらカリーの再登板を希望する声が最も多いようだ

それ以外には、ジャック・ニコルソン、アンディ・サーキス、マイケル・キートン、ロバート・ダウニー・Jr.、J・K・シモンズ、マイケル・シャノン、ジェームズ・スペイダー、ロバート・カーライルらの名前が挙がっているほか、女優だがティルダ・スウィントンを推す声も多い。ちなみに、原作者のキングも今回のフクナガ版の脚本を非常に気に入っていることがわかっている。

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