レンジャーズ・ダルビッシュ有【写真:田口有史】

精密検査で発覚、5日のオープン戦では異常訴え12球で降板

 レンジャーズダルビッシュ有投手に精密検査で右肘側副靭帯の損傷が発覚した。靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、今季絶望となる危険性が高まっている。米テレビ局「CBSスポーツ」など米複数メディアが報じた。

 ダルビッシュは5日(日本時間6日)のロイヤルズとのオープン戦で1回12球を投げた後に右上腕三頭筋の張りを訴え、降板していた。軽症を強調していたが、チームドクターのキース・マイスター氏の診察を6日(同7日)に受け、MRI検査で靭帯の負傷が明らかになったようだ。

 ヤンキースの田中将大投手は昨年7月に右肘痛を訴え、精密検査の結果、右肘靭帯部分断裂が発覚。主治医を含む専門家4人の診断の結果、保存治療を選択。約2か月半のリハビリの末に終盤の2試合で先発復帰していた。

「チームは現在、トミー・ジョン手術について話し合っている。2015年シーズン終了を意味する」

 記事では「チームは現在、トミー・ジョン手術について話し合っている。2015年シーズン終了を意味する」と報じている。トミー・ジョン手術を受けた場合には復帰までに1年から1年半を要すると言われている。

 ダルビッシュは球団を通じて「もしも、今季出場できなくなってしまったら残念だけど、セカンドオピニオンを含めて全ての可能性を見てみたい」と英語で声明を発表している。

 レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは「我々の望んだ知らせではなかった」と落胆を隠そうとしなかったという。ダニエルズ氏は最高の選択肢としては手術を回避し、4か月休養を取ることだと語っていたという。昨年8月に右肘の軽度の炎症で長期離脱し、今季は完全復活を目指していたエースは、大きな試練に直面した。