2014年に売れた軽自動車ランキング

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昨年、一番売れた軽は、ダイハツ・タント。13年秋にフルチェンジして、同年12月には月間販売台数トップに躍進。その勢いに乗ったまま、14年初頭から爆走した。

昨年のタントは年間を通して強かった。12ヵ月のうちで月間1位を譲ったのは11月と12月の2ヵ月のみ。その2ヵ月にしても僅差の2位をキープ。最終的に、2位のホンダ・N−BOXに5万台以上の大差をつけて年間チャンピオンに輝いた。

ちなみに、一昨年のトップはN−BOX(タント5位)、その前の12年はダイハツ・ミライース(2位がN−BOX、タント4位)だった。

さて、そして年明け1月の月間販売だが、ちょっとした変化が起きている。

今年1月トップはN−BOX。ホンダが軽トップに向けて、販売攻勢をかけているというウワサは本当らしい。そんなN−BOXはこの2月5日にマイナーチェンジした。つまり、1月は旧型を大幅値引きで売ったのか? 昨年はタントに抜かれたとはいえ、基本的には大人気のN−BOX。値引きすれば、そりゃあ売れる?

さらに2位は日産デイズ。さすが業界2位の販売網を持つ日産は本気になると強い。この1位と2位、そして5位のN−WGNが前月(昨年12月)台数を上回る台数を売り上げており、これらが軽の風物詩である「初売り商戦」の勝者ということなのかも。

そして、続く3位が注目、フルチェンジ直後のムーヴ。新型ムーヴは今のタントと同様に、とにかく正面突破型のモデルチェンジで、走り、燃費、静粛性、品質、室内空間、手の込んだデザイン…と、「いいクルマなら売れる!」の信念がプンプンのニューモデル。現時点では、あらゆるポイントで軽ハイトワゴン最高のデキと断じて間違いない。

昨年はタント圧勝だったが、今年は年初から気合いのムーヴ登場、N−BOXの逆襲とともに目立っている。そこに粘り腰のデイズ、さらに敵情を見て絶対になんかやってくるはずのスズキ…が絡めば、今年も軽販売競争が熾烈(しれつ)極まるのは必至! 3月の本格商戦を前に、勝負をかけるなら今月が買いといえるだろう。

(取材/佐野弘宗 友清 哲 取材協力/森 慶一)

■『週刊プレイボーイ』9号(2月16日発売)「大特集16P 最新軽自動車はコレを買え!」より