レンジャーズ・ダルビッシュ有投手【写真:田口有史】

マダックス投手コーチ「肘にも問題はない。全てがポジティブだ」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が21日(日本時間22日)にアリゾナ州サプライズで行われているスプリングキャンプで本格始動した。右肘の炎症で昨シーズンの終盤戦を欠場したエースの復調ぶりに首脳陣や同僚も太鼓判を押している。MLB公式サイト、地元紙「ダラス・モーニングニュース」などが報じている。

 ダルビッシュはキャンプ初日にブルペン入り。ヨバニ・ガヤルド、デレク・ホランド、コルビー・ルイスらと共に最初の組に入り、44球を投じたという。その右腕のピッチングについて、マイク・マダックス投手コーチも手応えを感じたようだ。

 ダラス・モーニングニュース紙は、同コーチのコメントを紹介。「私が見たところでは全ての矢は狙い通りに突き刺さっていた。肘にも問題はない。全てがポジティブだ」と称賛しており、ダルビッシュの状態に好感触を得た様子だ。

元“ダルビッシュキラー”も「すごく感銘的」

 また、MLB公式サイトは「ダルビッシュ投げる。肘の問題なし」との見出しで記事を掲載。この日、ダルビッシュのボールを受けたカルロス・コーポラン捕手もその投球を絶賛したという。アストロズから加入した捕手は「彼はどのボールもミットを構えたところに来ていた。外角低めも内角低めもね。カーブの切れ味も鋭かった。投げるべきところに投げていた。すごく感銘的だったよ」と語っている。

 また記事ではコーポランがアストロズ時代にダルビッシュのノーヒットノーランを阻止したことも紹介。

 同捕手は2013年8月12日にミニッツメイドパークで行われた試合で、8回1死までノーヒットを継続していたダルビッシュからソロホームランを放った。その“ダルビッシュキラー”も「ここに来ることができて嬉しいよ。彼とも対戦しなくていいからね」と語っている。

 昨季、ロン・ワシントン前監督から開幕投手に指名されながら、首痛で故障者リスト入りするアクシデントに見舞われたダルビッシュ。リーグを代表するエースとの評価を受けるメジャー4年目はどのようなスタートを切るのか。まずはアリゾナで順調な第一歩を踏みしめた。