リチャード・リンクレイター監督作『6才のボクが、大人になるまで。』(14)/[C]2014 boyhood inc./ifc productions i, L.L.c. aLL rights reserved.

写真拡大

日本時間23日に開催される第87回アカデミー賞授賞式を翌日に控え、各主要部門について、これまでの受賞結果や各メディアの予測から受賞予測を行ってみた。

【写真を見る】アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(4月10日公開)/[C] 2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

作品賞は当初、『6才のボクが、大人になるまで。』(14)が優勢といわれてきた。しかし、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(4月10日公開)が全米製作者組合賞を受賞しており、まだまだ予断を許さない。

また、すでに3億ドル(約360億円)を突破し、これまで1、2位に君臨してきた『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』(6月公開)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)を抜いて、2014年度の興行成績ナンバー1を樹立するといわれるほどの大ヒットとなったクリント・イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』(2月21日公開)にも期待がかかり、予測不能なカテゴリーとなっている。

監督賞は、『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督が最有力候補で、それを追うのが『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督となっている。

作品賞とともに今年一番の混戦模様が主演男優賞だ。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンが最有力候補といわれてきたが、『博士と彼女のセオリー』(3月13日公開)のエディ・レッドメインが快進撃を続けており、全米俳優組合賞を受賞。

作品同様に、同作で復活を果たしたマイケルにとっては喉から手が出るほどほしい賞だが、『博士と彼女のセオリー』は作品がドラマであるうえに、オスカー会員が好む実在の人物を描いているとあって、エディの優勢もささやかれている。また『アメリカン・スナイパー』で実在の人物を演じたブラッドリー・クーパーもダークホースといわれており、最後まで予断を許さない状況だ。

主演女優賞に関しては、『アリスのままで』(6月下旬公開)のジュリアン・ムーアが賞レースをぶっちぎりで独走しており、受賞が確実視されている。

また例年通り、助演男優賞と助演女優賞は早くから最有力者が絞られており、それぞれ『セッション』(4月17日公開)のJ・K・シモンズ、『6才のボクが、大人になるまで。』のパトリシア・アークエットの受賞が確実視されているが、結果が楽しみだ。【NY在住/JUNKO】