ニール・パトリック・ハリス

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いよいよ現地時間2月22日(日本時間23日)に開催が迫った第87回アカデミー賞授賞式。18日(水)、司会を務めるニール・パトリック・ハリス(『ママと恋に落ちるまで』)が、昨年の司会者エレン・デジェネレスのトーク番組『エレンの部屋』に出演し、エレンから助言をもらったり、ジョークを交えながら今年の戦略を一緒に練ったりしたようだ。

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(以下、日本未公開の『エレンの部屋』の内容について触れています)

過去にエミー賞やトニー賞でも司会を務め、アワード番組のホストとしては経験値の高いニールだが、アカデミー賞は初めての舞台。この日、番組のライター陣とともに台本を作っている最中だと話したニール。ジョークを考える難しさについて、「笑えて印象に残るジョークを思いついても、その夜のトーク番組で同じネタが出てくるんだ。グラミー賞や『サタデー・ナイト・ライブ』でもね。月曜まで頼むからみんな黙っていてくれよ」と冗談めかし、その苦労を明かした。

さらに客席の候補者やセレブから、TVの前の視聴者まで、万人が楽しめるようないいバランスで司会を進行させていきたいと話したニール。本番目前の心境を尋ねられると「いろんな感情があるけど、落ち着いている」と明かすと同時に、「番組の内容もいい感じだ。ノミネートされてナーバスになっている出席者にも番組を楽しんでもらいたいし、敬意が感じられるように接したい。同じように、視聴者の人々にも語りかけるように進めていきたいんだ」と番組や司会の方向性についてもコメントした。

また、昨年、エレンがスターたちと一緒に携帯電話で"自撮り"した写真をTwitterに投稿し、リツイートの殺到でサーバーがダウンする事態となり話題を呼んだが、この"自撮り"を超える司会をできるかどうかがニールにとって気がかりなようだ。「まるで黒い雨雲が僕の頭上にかかっているみたいだ。"自撮り"を悪夢に見るほどだよ」と笑いを誘いながら、プレッシャーに感じていることを告白。

それに対してエレンは、「あれは幸運が起きただけ」と"自撮り"の成功についてコメント。「計画どおりにはいかないの。みんながネタに乗ってくれるよう願うだけ。大事なのはいいアイデアを持つこと。中身は何だっていい。みんなが面白いと思って、楽しんでくれたらラッキーよ」と助言。つまりアイデアを試してみて、あとは幸運が起こることを祈るのみのようだ。「"自撮り"よりももっといいネタを考えるよ」と話したニールに、エレンからは「(スターの写真を撮る代わりに)絵を描けば?」とのアイデアも飛び出した。

第87回アカデミー賞授賞式は現地時間22日(日)に開催。日本では23日(月)9:00よりWOWOWプライムにて生中継される。(海外ドラマNAVI)

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