そして通常走行は「じわっと」。ちょうど真ん中の柔らかさの宝城カイリ選手をイメージする。
ポイントは、一旦アクセルから完全に足を離して、再びアクセルをじわっと踏み込むこと。
アクセルからポンと足を離すことで、クルマに対して「エンジンを止めて」との指示になる。その後「じわっと」アクセルを踏んで、ガソリンを使わずにモーターで走るEV走行をしよう。





斎藤さんをエンジンだとして、チョークスリーパーで一旦締め落とす、とイメージすれば覚えやすいだろう。これによってさらに燃費がよくなる。



次にじわっと攻める。できるだけエンジンがかからないよう、じわっとアクセルを踏むことでモーターを活用するのだ。モーターによるEV走行中はガソリンは1滴も消費されない。



ちなみに攻められている時の斎藤さんを計ってみたら、通常の1.5倍〜2倍硬くなっていた。今回の調査で一番変動が激しいのが斎藤さんかもしれない。



最後に減速だ。



ここはリサの感覚によると、もっとも柔らかい踏み方である。
ハイブリッドカーには、ブレーキを踏んだ際の熱エネルギーを電気に変える回生ブレーキという機能が備わっている。ゆるやかにブレーキを踏み、長い時間かけて減速することで効率的に充電される。つまり、ブレーキを強く踏むのではなく、早めにじわっと長く踏みつづけることが大切だ。なので、減速は「早め・ゆるやか」に、もっとも柔らかい踏み方となる。

ここはアイドルの天木さんと手をつないでデートしている事をイメージしよう。





さて、あらためてハイブリッドカーの環境性能を引き出し、燃費向上につなげるエコドラのポイントを見てみよう。


ずいぶんと説明も「柔らかく」なったのではないか。





やけに遠回りだった気もしなくもないが、こうして柔らかさを得たリサは遂に「エコドラ」を習得したのである。ついでに表情もずいぶん柔らかくなったことだし、これで燃費も恋も、上手くいくことだろう!

■関連リンク
エコドラ - トヨタ自動車

ちなみに今回紹介した「エコドラ」は、次のクルマで利用できる。



プリウス 
言わずと知れた「ハイブリットカーのパイオニア」。世界累計販売台数は341万台(2014年12月末時点 トヨタ調べ)を越え、日本のみならず、世界のハイブリッドカーとして支持を集める。



プリウスα
14年11月のマイナーチェンジでフロントフェイスなどを大きく変更。5人乗り / 7人乗りの2タイプを設定。「スペースデカプリウス」とも呼ばれ、圧倒的な荷室空間は様々なシーンで活躍する。



アクア
14年12月にマイナーチェンジし、エクステリアやインテリアを刷新。燃費は37.0km/l※とトヨタのハイブリッドカーラインナップの中でもナンバー1。2012年度、2013年度、新車販売台数日本1位。

※JC08モード燃料消費率(国土交通省審査値)。
X-URBANおよびオプション装着により車両重量が1,090kg以上の場合、33.8km/Lとなります。
※参考:ハイブリッドカーのラインナップ


[全力コラボニュース]
※撮影:古屋和臣 演出:地主恵亮 執筆:ヨッピー 制作協力:林雄司(デイリーポータルZ)、サカイエヒタ、川頭広卓、鈴木愛美、白重絢子 企画・編集:谷口マサト