マイアミ・マーリンズと契約したばかりのイチロー選手が、MLB3000本安打を達成できるかに注目が集まっている。

控え第4の外野手として契約したイチロー選手が残り156本のヒットを打つことは困難との報道もある中で、米メディア<Sports On Earth>は「次に3000本安打に到達する打者は?」と題した記事で、記録達成の可能性について言及している。

記事中の「3000本到達圏内の選手」リストの中には、A・ロッドことアレックス・ロドリゲス選手(2939本)に次いでイチロー選手の2844安打が2位、続いて2604安打でエイドリアン・ベルトレ選手の名が並ぶ。

同メディアはイチロー選手に関して「初期の平均224安打3割を10年打ち続けた力はないが、バットコントロールに優れ、控えだった過去2年でも、61本もの内野安打を記録している優れた走力も健在。今年達成するにはフルタイムの出場が必要だが、2年かければ彼の素晴らしく維持された肉体なら達成可能」と評している。

また、ヤンキースにおける昨年までの状況に関しては「打率の低い打撃陣の中でイチローは打率.284を維持し150本のヒットは打てたのに、馬鹿げている。去年の間違った起用を考えると、フルタイムで出ていたら確実に160本はヒットを量産し今年3000本に近づいていただろう」と結んでいる。

参照:THE 3,000-HIT CANDIDATES