空気が乾燥する冬は、髪の水分量の低下や静電気によるダメージが原因となり、パサつき、広がり、うねり、かゆみ、スタイリングが決まらない……など、多くの人が髪の手入れに悩まされています。
だからといって、入浴後にドライヤーでしっかり乾かさず、自然乾燥のままベッドに入ってしまっている人はいませんか? 実はこれが大間違いのヘアケア法なのです。

洗髪後の「3つの正しい髪のドライ方法」とは?


髪を乾かさないとどうなるの?

髪は乾いた状態であれば比較的丈夫ですが、濡れた状態になると非常にもろくなります。髪の毛は濡れると膨張し、髪の表面を保護するキューティクルが開いてすき間が生じるため、とても傷みやすい状態になっているのです。
髪をきちんと乾かさずに寝てしまうと、枕との摩擦でキューティクルがはがれ、どんどんダメージが進んでしまいます。寝グセもつきやすくなりますので、朝のスタイリングも大変なことに。さらに、頭皮が湿ったままの状態が長時間続くと頭皮に雑菌が繁殖して、フケ・かゆみ・ニオイ・湿疹・抜け毛など、さまざまなトラブルの原因になることも。当然ながら、枕やふとんにも雑菌・カビが繁殖しやすくなりますので(コワイですね……)、髪を乾かさないで寝るのは“百害あって一利なし”!
そこで、洗髪後の「3つの正しい髪のドライ方法」を伝授。
早速、今日から実践してみては?


“正しい髪のドライ方法その1” ドライヤー前のタオルドライが大切

ドライヤーの熱で髪を傷めないためには、まずタオルで髪の水分をしっかりとる(タオルドライ)ことが大切です。そして、このときにタオルでゴシゴシ髪をこすりすぎると、逆に摩擦で髪を傷めてしまうため、タオルの中に髪をはさみ込み、パンパンと両手でたたきながらタオルに水分を吸い取らせるようにしましょう。健やかな髪を維持するためにも、このひと手間は非常に重要となってきます。


“正しい髪のドライ方法その2 ” 上下・左右とこまめにドライヤーを動かす

タオルドライが済んだら、ドライヤーで髪を乾かしていきましょう。
まず、頭から15〜20cmほど離してドライヤーを使い、同じ部分に風を当てないようにします。上下・左右とこまめにドライヤーを動かし、指で髪をほぐすようにしながら、まんべんなく風をあてるのがコツ。特に毛先は傷みやすいので、熱風があたっている場所に手を当てて、熱くなりすぎていないか確かめるようにしましょう。


“正しい髪のドライ方法その3” キューティクルにそって潤いをキープ

ドライヤーは頭頂部から下(髪の根本から毛先の方向)に向かって風を当てるのが基本。下から逆毛を立てるように風を当てると、キューティクルが逆立ってしまい、パサつきなどの原因になりますのでNGです。
最初は髪の中に指を通して左右に動かし、髪の根本から乾かします。半乾きになったら、同じ要領で風をまんべんなく当てながら、毛先に向かって乾かしていきます。最後に髪全体に冷風を当てると、キューティクルが落ち着いて潤いをキープできます。
髪は濡れた状態が長ければ長いほど傷みやすく、濡れたままで眠ってしまうと頭皮に菌が発生し、かゆみの原因にもなります。
健やかで美しい髪をキープするためにも、「洗髪後にすぐにタオルドライ」→「ドライヤーでしっかり乾かす」……。この正しい髪のドライ方法を毎日繰り返し、大切な髪を冬の乾燥から守ってあげてくださいね。