国内外で高い人気を誇る大友克洋

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漫画家で映画監督の大友克洋が、フランスの第42回アングレーム国際漫画祭(1月29日〜2月1日開催)で、日本人初となる最優秀賞を受賞した。ヨーロッパ以外の作家では、5人目の受賞となる。

アングレーム国際漫画祭は、フランスで最も古い歴史を持つヨーロッパ最大規模の漫画イベントで、漫画界のカンヌ映画祭と言われている。2013年には、鳥山明が40周年記念特別賞を受賞している。今回、「エレミア」を手がけたベルギーの漫画家ヘルマン、「Vフォー・ヴェンデッタ」「ウォッチメン」などで知られる英漫画原作者アラン・ムーアがファイナリストとして残っていた。

大友は、自らアニメ映画化した「AKIRA」をはじめ国内外で高い人気を獲得し、「ジャパニメーションの先駆者」と称されている。オムニバス「SHORT PEACE」「迷宮物語」「MEMORIES(1995)」や「スチームボーイ」といったアニメ作品に加え、「ワールド・アパートメント・ホラー」「蟲師」では実写映画のメガホンもとった。フランス政府から、2005年に芸術文化勲章シュバリエ、14年に芸術文化勲章オフィシェを授与されている。

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