ロボット好きにはたまらないホテルが7月オープン予定!名前は「変なホテル」

写真拡大

長崎ハウステンボスを経営する大手旅行会社「エイチ・アイ・エス」は、ハウステンボス敷地内に「変なホテル」を7月にオープンすると発表した。
世界には面白いホテルが数多く存在する。氷でできたホテルなどが既に知られているが、日本のハウステンボスにも「変なホテル」が誕生するという。
名前からして、”変な”ホテルなのかと連想してしまうが、実はそうではなかったのだ。

●ITを駆使したとても真面目なホテルだった
ハウステンボスの「変なホテル」は、実は初のロボットを駆使(くし)して徹底的にコストを抑えたホテルなのだ。ちなみに、「変なホテル」の「変な」はかわっているという意味ではない。「世の中の変化に対してこのホテルも変化する」を意味しているそうだ。

ロボットがどのような仕事をしているかというと。
・チェックイン用接客ロボット
・コーヒーなどを運ぶ給仕ロボット
・荷物運び(ポーター)ロボット
・ロッカー管理ロボット
・清掃をするロボット
また、部屋での照明やエアコンといった設備はタブレットで操作するシステムを採用する。
最終的な確認は人間が行うが、単純な作業をロボットが行うことで人件費を3分の1に節約できるとしている。
また、電力も太陽光発電システムを採用し、光熱費も半分にするそうだ。

さらに、部屋のセキュリティについては顔認証を採用し、利用客がカギを持ち歩く必要はない。これならカギを室内に忘れて入れなくなってしまうなんて。映画やドラマの定番シーンも起きない。

●料金は国内初のオークション制
さらに珍しいのは、宿泊料金だ。
下限は7,000円(別の園内直営ホテルが3万〜4万円)と、非常に割安なのだが、需要によって料金が変動する。
実は、泊まりたい日付を選んで価格を設定していくオークション方式を採用しているのだ。
最も高い料金を入札した人が泊まれるという仕組みとなっている。なお、上限はシングルで14,000円(朝食付きは16,000円)とのことなので、オークションでの競り合いで非常識な超高額な料金になることはない。

したがって、話題となるオープン当初や、繁忙期は高めの設定となり、逆に冬場などレジャーシーズンではない時期では安めになることだろう。

●今後は10年後1000拠点を目指す
このロボットが基本的な作業をする、”ロボテル”(ロボットホテル)は、人件費の安さもそうだが、建設も現地でコンテナ型の部屋を組み立てる方式や、太陽光発電システムの採用など「建設期間」「電力需要」「人件費や教育」を一気に解決できる可能性がある。

そのため、エイチ・アイ・エスではアジアを中心に10年後1000拠点への拡大を目指すそうだ。

●長崎ハウステンボスのつぎはどこ?
2015年7月に長崎ハウステンボスにて「変なホテル」をオープンさせた後は、2016年〜2017年をめどに愛知県蒲郡(がまごおり)市「ラグーナテンボス」でのロボテル建設を予定している。

さすがに九州まで行くのは遠いなという人は、2年ほど待てば愛知県でロボテルに泊まれるようになりそうだ。

それから先の予定は公表されていないが、2020年東京オリンピックのころには関東にもロボテルが一般的になるのかもしれない。また、ビジネスホテルも低コスト化が進んでこのような生産性の高いホテルになっていくことだろう。

スマートホテルプロジェクト第1段の「変なホテル」は2月1日10時より予約開始するそうだ。世界初のロボテル、泊まってみたい?

変なホテル ホームページ
布施 繁樹