「皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇」の一場面(C)Narco Cultura. LLC

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メキシコの麻薬戦争を映したドキュメンタリー「皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇」予告編が公開された。

イスラエル出身でロバート・キャパ賞受賞の報道カメラマン、シャウル・シュワルツの初監督作。メキシコの主要産業である石油と同規模の輸出額があると推測されている麻薬産業撲滅のために、政府は「麻薬戦争」遂行するも6年間で12万人もの死者を出す惨事となった。映画では、麻薬カルテルを英雄として称える音楽ジャンル“ナルコ・コリード”の歌手や、麻薬から街を守ろうと奮闘する警察官らの姿を通し、メキシコ麻薬戦争の光と影を浮き彫りにする。

予告編は、年間3000を超える殺人事件が発生し、その99パーセントが放置される「世界で最も危険な街」と言われるシウダー・ファレスの夜の街を、何台ものパトカーがサイレンを鳴らして通るシーンからスタート。凄惨な現場と、巨悪に立ち向かう警察官の姿を紹介する一方で、バズーカ片手にマフィア賛美を歌う歌手に熱狂する人々をとらえ、日本人の想像を超えた現実を映し出している。

「皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇」は渋谷シアター・イメージフォーラムで3月公開。

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