2階席まで届く見事な投球を披露した中井貴一(右)

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元高校球児が再び甲子園を目指す「マスターズ甲子園」を描いた映画「アゲイン 28年目の甲子園」が1月17日、全国204館で公開となり、主演の中井貴一をはじめ、柳葉敏郎、波瑠、工藤阿須加、大森寿美男監督が東京・丸の内TOEIで行われた舞台挨拶に登壇した。

公開を祝し、出演者は酒ではなく野球ボールが詰められた樽にバットでの鏡開きを行った。さらに、登壇者のサイン入りボールを客席に投げ入れることになると、中井は2階席まで届く投球を披露し、観客を沸かせていた。

中井は、「日本は大人が見られる映画ってすごく少なくなっている」と映画界の現状を憂(うれ)い、「今回は大人に向けて、『青春はまだ終わっていないんだ』ということを伝えられればという思いで撮影に臨みました。多くの大人たちにこの映画を見てもらいたい」と今作への思いを語った。

出演作は公開されるまで見ない主義だという中井は、印象に残ったシーンを聞かれ「見ていないものですから、どんなシーンがあるのかな(笑)」と笑い、未経験だった野球を8月の炎天下の中練習し、12月の寒空の下で撮影するという過酷な撮影環境を振り返った。「筋肉どうなっちゃってるんだろうと思ったら、案の定、50(歳を)超えた2人は軽い肉離れ」と柳葉をチラリ。柳葉も、「(劇中で)ちょっと足を引きずっているところがあるんです。あれ前日に(肉離れを)やったところです」と明かした。

また、同作に主題歌「夢のつづき」を提供し、中井とは20年来の知人という浜田省吾から手紙が寄せられ、「『この映画は人の思いをつなぐ作品なのです』とおっしゃっていた中井貴一さんの撮影中の言葉を思い出します」とのメッセージが読まれると、浜田のファンだという柳葉は、「いいですね、中井さんは浜田さんとお知り合いで。紹介してね!」と羨望のまなざしだった。

「アゲイン 28年目の甲子園」は、重松清氏の同名小説を「風が強く吹いている」の大森寿美男監督が実写映画化。元高校球児が世代を超えて出身校別にチームを作り、再び甲子園を目指す野球大会「マスターズ甲子園」を舞台に、夢に挑戦する不器用な大人たちの姿を描く。

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